2021年8月大型マイナーチェンジ　スバル・新型フォレスター　まとめ

2021年8月にスバルから新型フォレスターが発売されます。フォレスターと言えば、スバルの伝統的なクロスオーバーSUVですが、今回、2018年に登場した5代目のSK系がマイナーチェンジとなります。

より緻密な交通環境の認識と制御が可能となった新世代アイサイトを全グレード標準装備したほか、スバル・レヴォーグから採用されたデザインコンセプト「BOLDER」を採用しました。

この記事では、マイナーチェンジしたSK系フォレスターについて具体的にご紹介します。

ラインナップ

新型スバル・フォレスターのラインナップは、合計4種類です。Touring、X-BREAK、AdvanceはXVでも採用されている2.0L直噴＋モーターのe-BOXERを搭載、SPORTは1.8L DOHC 直噴ターボ“DIT”を搭載し、いずれもAWD（常時前輪駆動）となっています。e-BOXERモデルの違いは、駆動系以外の外観・装備の違いと考えてよいです。

外観

新型スバル・フォレスターの外観は、新たなデザインコンセプト「BOLDER」を採用。ヘキサゴングリルを起点としたダイナミックな立体造形で塊感と躍動感を表現し、SUVとしての存在感をさらに際立たせているのが特徴です。

ボディカラー

新型スバル・フォレスターのボディカラーは、合計10色です。マイナーチェンジ前のモデルから、「カスケードグリーン・シリカ」、「オータムグリーン・メタリック」、「ブリリアントブロンズ・メタリック」の3色が追加されています。

内装

新型スバル・フォレスターの内装は、グレードのキャラクターに合わせてシート材質を厳選し、多彩なライフスタイルに応えています。

走行性能

卓越した走行性能を発揮する「シンメトリカルAWD」に、その走破性をさらに高める「X-MODE」を搭載しています。

SPORT以外のグレードでは、スバル・XVでも搭載されている、走りの愉しさと運転のしやすさを誰もが実感できる、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニット「e-BOXER」を搭載しています。107kW(145馬力)の最高出力にモーターの10kW（13.6馬力）の出力が加わります。モーターの出力はわずかですが、システムとしては必要にして十分な出力と言えるでしょう。

SPORTグレードでは、新型スバル・レヴォーグにも搭載されている「1.8L 直噴ターボエンジン」を搭載しています。高性能なターボエンジンである一方、日常での扱いやすさを重視しています。少ない燃料でより多くのエネルギーを生み出す最新技術リーン燃焼などの採用によって、優れた環境性能も実現しています。130kW（177馬力）ながら300Nm(30.6kgfm)という太いトルクで、低速からぐいぐい加速する力強い走りが期待できます。

運転支援システム

新型スバル・フォレスターでは、全面的に進化した、SUBARU独自の運転支援システム「新世代アイサイト」を採用しています。視野を大幅に広げたステレオカメラが、より緻密に交通環境を認識。衝突回避をサポートする作動領域が拡大し、交差点においてもこれまで以上に多くのシチュエーションで安全運転を支援します。

まとめ

この記事では、マイナーチェンジしたSK系スバル・フォレスターについてご紹介しました。スバル・フォレスターというと悪路走破性が優れたスバルの伝統的なクロスオーバーSUVですが、より環境性能や運転支援機能が充実して、日常でもより扱いやすくなっています。「走行性能は高いけれど燃費が悪くて」と思っている旧式のクロスオーバーSUVを乗っている方は、新型スバル・フォレスターへの乗り換えを検討してみるのもよいかもしれませんね。