国産車を中心に車の最新情報や過去の情報まで。 モデル情報-グレード-口コミ-燃費-スペックなどを”車の情報が詰まった図書館”をコンセプトにした車情報サイト! ”車の図書館.jp”では最新情報から過去情報まで幅広く公開中!

車の最新情報をお届け

記事内に広告を含みます

記事内に広告を含みます

ストロングハイブリッド搭載 1タンク1000km走行可能 スバルの新型クロストレック S:HEV概要

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

スバルの新型クロストレック S:HEVは、同社初のストロングハイブリッドモデルとして注目されています。このモデルは、スバルの代名詞であるシンメトリカルAWDシステムと高効率なストロングハイブリッド技術を融合させたモデルで、燃費性能や走行安定性に優れ、アウトドア志向のドライバーにとっても理想的なモデルです。

新開発のパワートレイン

新型クロストレック Sには、2.5リッター水平対向4気筒エンジンが搭載され、高出力な駆動用モーターとの組み合わせで、力強い走行性能と静かで滑らかな走りを実現しています。

このエンジンは、低燃費を実現しつつも高い熱効率を持つため、街中でも長距離走行でも安定したパフォーマンスを発揮します。

このシステムは、エンジン走行、モーター走行、またはその両方の組み合わせを自動的に切り替えることで効率的な走行を可能にします。

低速時には主にモーターが走行をサポートし、高速や加速時にはエンジンとモーターが協調してパワーを提供する仕組みです。

ストロングハイブリッドの特徴

ストロングハイブリッドは、内燃エンジンと電動モーターの両方を強力に活用して走行するタイプのハイブリッドシステムです。

特に日本車メーカーが多く採用している方式で、電動走行とエンジン走行を状況に応じて切り替えたり、両者を組み合わせて効率的に使うことができるようになっています。

以下にその特徴を紹介します。

電動走行が可能

ストロングハイブリッドは、電動モーターだけで一定の距離や速度で走行が可能です。これにより、街中などの低速走行時に電動走行モードへ切り替わり、エンジンを停止させることで燃費が大幅に向上します。

エンジンとモーターの併用

高速走行や急加速が必要な場面では、エンジンとモーターの両方を組み合わせてパワフルな走行ができます。これにより、内燃エンジンのみの車に比べて加速が滑らかで力強いのが特徴です。

発電と充電の効率

ブレーキや減速時に発生するエネルギーを回生ブレーキで電気エネルギーに変換し、バッテリーへ蓄える機能もあります。これにより、バッテリーが自動的に充電され、燃費の向上に寄与しています。

燃費性能が良い

ストロングハイブリッド車はガソリンエンジン車に比べて燃費が優れており、長距離走行でも燃料消費を抑えられるため、経済的です。都市部から郊外まで幅広い走行シーンで、エコ性能を発揮します。

高い燃費性能

e-BOXERモデルに対して燃費性能は約20%向上しています。

また、63リットルの大容量燃料タンクを備えているため、1回の給油で1,000km以上の走行が可能です。

減速時にブレーキをかけるとき、エネルギーが回収されてバッテリーに蓄電され、次の加速時にモーターで使用されます。

この効率的なエネルギー再利用により、バッテリーの寿命延長とさらなる燃費向上が期待できます。

走行性能

クロストレック S:HEVはスバルのシンメトリカルAWDシステムを搭載し、前後のトルク配分を細かく制御することで、滑りやすい路面や荒れた道での走行安定性を高めます。

さらに、モーターによる追加トルクがあることで、発進加速時におけるパワー不足が解消され、より快適で安定したドライブが可能です。

雪道や砂利道など悪路での走行に特化したX-MODEも搭載されています。

X-MODEは電子制御によってトルク配分やエンジン出力を調整し、滑りやすい路面でのトラクションを最大限に引き出します。

悪路走破性

スバル・クロストレックの最低地上高は、約200mmです。

国産SUVの大部分が180mm以下となっている中、200mmという地上高は大きな魅力があります。

この高さは、悪路走行時に車体底面が地面に接触しにくく、キャンプ場や雪道、未舗装の道などでもスムーズに走行できるよう設計されています。

地上高が高めであるため、アウトドアやオフロードに適したクロスオーバーSUVといえます。

安全装備と快適性

新型クロストレック Sには、スバルの最新の運転支援技術である「アイサイトX」が標準装備されています。

渋滞時のハンズオフ機能やアクティブレーンチェンジアシスト、前方車両との適切な車間距離を保つアダプティブクルーズコントロールなど、高度な安全機能が充実しています。

新たに採用された12.3インチのフル液晶メーターは、視認性と使いやすさが向上し、ドライバーの操作性をサポートします。

また、センターコンソールには大型ディスプレイが備わり、最新のインフォテインメント機能が直感的に操作できるよう工夫されています。

環境性能

ストロングハイブリッドシステムは、CO₂排出量削減と燃料消費の抑制に寄与します。

バッテリーのみで走行できるEVモードがあり、低速走行時や短距離の移動にはエンジンを使用しないことで、環境負荷を軽減しています。

価格

新型クロストレック S:HEVは、マイルドハイブリッドモデルに比べて約35万円の追加価格で、価格設定は競争力を維持しつつも、優れたコストパフォーマンスを実現しています。

自動車税

クロストレックの自動車税はエンジンの排気量によって異なります。クロストレックには通常、2.0リッターエンジンが搭載されているため、その排気量に基づいた自動車税が適用されます。

排気量2.0リッターの車両に対する自動車税は新税制により年間36,000円です。

マイルドハイブリッドモデルとの比較

新型クロストレックとマイルドハイブリッドモデルを比較すると、パワートレイン、デザイン、技術面で多くの改良が施されています。以下のポイントを中心に比較します。

マイルドハイブリッドモデル

  • e-BOXERというマイルドハイブリッドシステムを搭載していました。2.0リッター水平対向エンジンと小型モーターの組み合わせで、燃費向上と滑らかな走行が可能でした。燃費性能は、WLTCモードで15.8 km/L前後。
  • 丸みを帯びたデザインと、シンプルで都会的なスタイルが特徴でした。アクティブな印象で、街乗りにも適したデザイン。
  • スバルのアイサイト(初期型)を搭載し、プリクラッシュブレーキ、レーンキープアシストなど基本的な運転支援機能がありましたが、アイサイトXの高度機能は非搭載。
  • 燃費性能は悪くはないものの、特に都市部での低速時における燃費の改善は課題でした。
  • 価格は比較的リーズナブルで、マイルドハイブリッド搭載車としてのコストパフォーマンスが高い。

S:HEVモデル

  • 新たにストロングハイブリッドシステムが導入され、従来のe-BOXERに比べてモーターの出力が大幅に強化され、より力強い加速と高い燃費性能を実現。
  • 燃費は約20%改善され、18.9 km/Lの燃費性能を発揮し、航続距離も1,000km以上に向上しました。
  • より堅牢なデザインに進化し、フロントグリルやバンパーのデザインが力強い印象に変更。アウトドア志向の強いイメージに仕上がっています。
  • インテリアには12.3インチのフル液晶メーターを採用し、操作性と情報の視認性が向上。最新のインフォテインメントシステムも備わり、より上質で先進的な室内空間が整っています。
  • 最新のアイサイトXが標準装備されており、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストなど、高度な運転支援が可能に。より安全性が向上しており、高速道路や渋滞時の運転がさらに快適になっています。
  • モーターによるゼロエミッション走行が可能になり、短距離ではバッテリーのみでの走行が可能。
  • システム全体で高効率化され、都市部でのストップ&ゴーの多い環境でも燃費が大幅に改善しています。
  • ストロングハイブリッド搭載により、約35万円の価格上昇があるが、燃費改善や最新の安全機能、走行性能を考慮すると、価値ある投資と言えます。

一押しアクセサリー

新型クロストレックのストロングハイブリッドモデルで一押しのアクセサリーは、アクセサリーコンセントです。

クロストレックのストロングハイブリッドモデルは、アクセサリーコンセントがメーカーオプションで用意されていて、1500Wまで使用できるので、キャンプでも大活躍間違いなしです。

総括

スバルの新型クロストレック S:HEVは、初のストロングハイブリッドモデルとして、2.5リッター水平対向エンジンと高出力の駆動モーターを組み合わせた効率的なハイブリッドシステムを搭載しています。

このシステムはエンジンとモーターを協調制御し、低速時は主にモーター、高速や加速時には両方を活用する「シリーズ・パラレル方式」を採用。

WLTCモードで18.9 km/Lの燃費性能を誇り、航続距離も1,000km以上です。

さらにスバル独自のシンメトリカルAWDとの組み合わせにより、悪路や滑りやすい路面でも優れた安定性を発揮します。

アイサイトXを標準装備し、渋滞時のハンズオフ機能やアクティブレーンチェンジアシストなど高度な運転支援機能も充実。アウトドア志向のタフなデザインと、12.3インチのフル液晶メーターを含む快適なインテリアが、長距離ドライブや様々なシーンでの快適性を提供します。

環境性能と走行性能を両立した、経済性に優れる次世代SUVです。

公式サイト

スバルSUV、雪道最強はどっち?フォレスターとXV徹底比較してみました | 車の図書館

新色追加 マイナーチェンジ後のスバルXVのカラー・人気色

スバルXV e-BOXERの実燃費

新型スバルXVの人気色・カラーバリエーション全10色をレビュー

新型スバルXVのおすすめホイール3選!「軽量感」をテーマに抽出!

新型スバルXVの値段をグレード別に紹介!税金・諸費用を含めると?

2021年8月大型マイナーチェンジ スバル・新型フォレスター まとめ | 車の図書館

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 車の図書館 , 2024 All Rights Reserved.