大学生でも買える!50万円以下で購入できるマニュアルのスポーツカー5選 2024年版

ここでは、大学生でも買える50万円以下で購入できるマニュアルのスポーツカーをご紹介します。
近年、物価高や安全装備や先進装備の関係で車の価格が上昇し続けています。
中古のスポーツカーの人気も高く、以前は安値で買えたシルビア、スカイライン、インテグラタイプRなどの若者に人気のスポーツカーが新車販売価格よりも高いなどという事態になり、大学生では手も足もでない状況が続いています。
それでも、車好きの大学生はスポーツカーに乗りたいと思っているはずです。そんな車好きの大学生におすすめの50万円以下で購入できるマニュアルのスポーツカーを5種類紹介します。
ホンダ・CR-Z

ホンダ CR-Zは、2000年代後半から2010年代にかけて販売されたハイブリッドスポーツカーです。
CR-Zは「スポーティな走り」と「環境性能」を両立させた車として注目されました。
特徴的なデザインと優れた燃費性能を持ちながら、スポーティなハンドリングと運転体験を提供するモデルです。
主な特徴は以下の通りです。
ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)ハイブリッドシステムを搭載。
これにより、低燃費を実現しつつ、スムーズでパワフルな加速が楽しめます。
CR-Zは、ホンダの伝統的なスポーツカーであるCR-Xの後継モデルとして位置づけられ、エアロダイナミクスを意識した独特のスタイリングが特徴的です。
低く構えたプロファイルと、クーペのようなシルエットが特徴。
運転モードの選択が可能で、スポーツ、ノーマル、エコの3つのモードが搭載されています。
スポーツモードでは加速力が強化され、エコモードでは燃費性能を最大限に引き出します。
CR-Zは、6速マニュアルトランスミッションが選択可能だったことでも知られており、スポーティな走りを求めるドライバーに支持されました。
CR-Zは2010年から2016年まで生産されましたが、その後ハイブリッドカー市場の変化や電動化の進展により、後継モデルは登場せず、生産が終了しました。
スポーツカーの楽しさと環境性能を融合させた独特のモデルであり、現在も中古市場で一定の人気を誇る車種です。
マツダ・ロードスター(NB)

マツダ・ロードスターNBは、1998年から2005年まで製造された2代目ロードスターです。
初代NAモデルの成功を受け継ぎながら、改良を加えたモデルであり、軽量スポーツカーとして世界中で人気を博しました。
以下がロードスターNBの主な特徴です。
初代NAの丸型リトラクタブルヘッドライトに対し、NBモデルでは固定式の楕円形ヘッドライトが採用されました。これにより、よりモダンで洗練された外観になっています。
NAの特徴的なレトロスタイルを引き継ぎつつも、より空力性能を意識したデザインです。
NBには、1.6リッターおよび1.8リッターの直列4気筒エンジンが搭載されています。
出力はNAと比べてわずかに向上しており、走行性能のバランスが取れたモデルです。
特に1.8リッターエンジンは、出力やトルクが強化され、スポーティな走りを楽しめます。
NAモデルと同様に、NBは軽量シャシーを採用し、リア駆動のレイアウトを持っています。
フロントとリアのサスペンションは、ダブルウィッシュボーン形式で、コーナリング性能や走行安定性が向上しています。
インテリアは初代からアップデートされ、より現代的なデザインとなりました。
座席やトリムの質感が向上し、装備面でもエアコンやパワーウィンドウなどが標準化されました。
スポーティなオープンエア体験を楽しむために、快適性がさらに追求されています。
NBはさまざまな限定モデルが登場し、特別仕様車には高性能なビルシュタインダンパーや専用ホイール、専用シートなどが装備されたモデルもありました。
NBモデルは途中でマイナーチェンジを行い、「NB1」から「NB2」へと進化しました。
NB2では、フロントバンパーやテールランプのデザインが変更され、ボディ剛性の向上が図られました。
ードスターNBは、低重心で軽快なハンドリングが特長です。
ドライバーとの一体感を重視した設計で、「人馬一体」と呼ばれるその運転感覚は、スポーツカー好きから高く評価されています。
また、オープンカーならではの爽快なドライビング体験も、NBの魅力の一つです。
NBは2005年に生産終了し、次のNCモデルへと引き継がれましたが、NBはそのクラシカルなデザインと適度な現代性が融合したモデルとして現在も中古車市場で高い人気を誇っています。
クラシックな雰囲気と現代的な快適性のバランスが絶妙で、特にライトウェイトスポーツカーのファンにとっては今も愛されるモデルです。
スズキ・スイフト スポーツ(ZC31S型)

スイフトスポーツ ZC31S型は、スズキが2005年から2010年まで製造・販売した2代目のスイフトスポーツです。
ZC31S型は、初代スイフトスポーツ(ZC11S型)に続くモデルで、1.6リッターエンジンを搭載し、スポーティな走行性能とコンパクトカーの扱いやすさを兼ね備えています。
以下がZC31S型スイフトスポーツの主な特徴です。
ZC31S型には、1.6リッター 直列4気筒 DOHCエンジン「M16A」が搭載され、最高出力は約125馬力(92kW)/6800rpm、最大トルクは148Nm/4800rpmを発揮します。
自然吸気エンジンのため、レスポンスがよく、高回転まで気持ちよく回るエンジン特性が特徴です。
軽量なボディと相まって、軽快で爽快な走りを提供します。
5速マニュアルトランスミッションが標準装備されています。
このギアボックスは、スポーティな走行感覚を高める設計となっており、ドライバーにとって非常にダイレクトなシフトフィーリングが楽しめます。
後期型では、6速マニュアルトランスミッションが追加され、さらにスポーツドライビングを楽しめるようになりました。
ZC31S型スイフトスポーツのシャシーは、標準スイフト(ZC21S型)をベースにして強化されており、特にサスペンションにはスポーティなセッティングが施されています。
フロントはマクファーソンストラット式、リアはトーションビーム式サスペンションを採用し、軽快なハンドリングと高い安定性を両立しています。
外観は標準のスイフトよりもアグレッシブで、エアロダイナミクスを意識したデザインが特徴です。
専用のフロントバンパーやリアスポイラー、サイドスカートなどが装備され、スポーツモデルらしい力強い印象を与えます。
ヘッドライトはプロジェクター式で、よりモダンでシャープな表情を作り出しています。
インテリアは、専用のスポーツシートやレザー巻きステアリングホイール、アルミペダルが装備されており、スポーティな雰囲気を演出します。計器類も視認性に優れ、ドライバーが運転に集中できるデザインになっています。
スイフトスポーツ ZC31S型は、軽量な車体(車両重量約1,080kg)と高回転型の1.6リッターエンジンの組み合わせにより、軽快な走行性能を誇ります。コンパクトなサイズながら、コーナリング性能や操縦性が非常に高く、特に峠道やワインディングロードでのドライビングが楽しいモデルです。
また、スポーティな足回りによって、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで安定した走りが楽しめます。
5速マニュアルトランスミッションが標準装備。出力は125馬力で、軽量ボディと相まって軽快な走行感が特徴でした。
マイナーチェンジが行われ、6速マニュアルトランスミッションが追加されました。
また、内外装のデザインが一部変更され、さらに洗練されたモデルに進化しました。
スイフトスポーツ ZC31S型は、コンパクトで軽量なボディに自然吸気エンジンを搭載し、ドライバーに直接的な運転感覚を提供する「ホットハッチ」の典型です。
スポーツカーのような走行性能と、日常での扱いやすさを兼ね備えたバランスの良い車で、コストパフォーマンスも高いです。現在でも中古車市場で根強い人気があり、特にマニュアルトランスミッションのモデルが好まれています。
トヨタ・セリカ(T230型)

トヨタ・セリカ最終型(7代目、T230型)は、1999年から2006年まで製造・販売されたスポーツクーペです。
セリカは、トヨタのスポーツカーの中でも人気の高いモデルで、特に7代目は軽量でシャープなデザインと高い操縦性が特徴でした。
1.8リッター 直列4気筒DOHCエンジンが搭載されており、2つのエンジンバリエーションが用意されました。
1ZZ-FEエンジン: 140馬力を発揮する標準モデル。扱いやすく、燃費性能も良好です。
2ZZ-GEエンジン: 192馬力を発揮する高性能バージョン。
このエンジンは「VVTL-i」(可変バルブタイミング・リフトインテリジェント)を採用し、特に高回転域での加速性能が際立っており、6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせでスポーティな走行が楽しめます。
5速マニュアル(1ZZ-FE)および6速マニュアル(2ZZ-GE)の設定があり、特に6速MTは、スポーティなドライビングを楽しむための選択肢として高評価を得ています。
4速ATも選べますが、セリカを楽しむならマニュアルトランスミッションが特に人気です。
7代目セリカは、シャープで未来的なデザインが特徴的です。
エッジの効いたフロントマスクと、流れるようなルーフラインが特徴で、クーペらしいスタイリッシュさを強調しています。
リアスポイラーが標準またはオプションで装備され、空力性能も意識されています。
前輪駆動(FF)レイアウトを採用し、軽量かつ剛性の高いボディ設計によって、優れたハンドリング性能を実現しています。
トヨタの最新の技術が投入され、スポーツドライビングに応えられる俊敏な操縦性を提供しています。
マクファーソンストラット式のフロントサスペンションと、トーションビーム式のリアサスペンションを採用し、日常使いからサーキット走行まで幅広く対応します。
内装は、スポーツカーらしいコックピットスタイルで、ドライバー中心の設計になっています。
シートもサポート性に優れ、長距離ドライブでも快適な乗り心地が得られます。
計器類はシンプルで視認性が良く、ドライビングに集中できるよう工夫されています。
SS-I: 1ZZ-FEエンジン搭載モデルで、日常的な走行に適したバランスの良い仕様。
SS-II: 2ZZ-GEエンジン搭載モデルで、より高性能な走行を楽しむことができるグレードです。
特に6速MTとの組み合わせが魅力的で、スポーツドライビングを重視するユーザーに人気です。
1.8リッターエンジンのため、スポーツカーとしては比較的燃費性能が良く、日常使用にも適しています。
実際の燃費は10-14 km/L程度で、スポーティな走行を楽しみながらも経済的な面でのメリットもあります。
セリカ最終型(T230型)は、トヨタのスポーツカーラインアップの中でも比較的手軽に楽しめるモデルで、軽量ボディと高回転型のエンジンがもたらす爽快な走りが魅力です。
特に2ZZ-GEエンジン搭載のSS-IIは、スポーツドライビングを愛する人に支持され続けており、6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで、走りの楽しさを存分に味わえます。
また、セリカ最終型はFF車であるため、FR車や4WD車に比べて扱いやすく、初心者から上級者まで幅広い層におすすめです。
現在でも中古車市場で人気があり、状態の良い車両を探せば、手頃な価格で入手することが可能です。
三菱・コルトラリーアートバージョンR

三菱 コルトラリーアート バージョンR は、2006年から2012年まで販売されたホットハッチモデルで、三菱のスポーティな「ラリーアート」ブランドを冠しています。
この車は、コンパクトでありながら高いパフォーマンスを持つモデルで、特にスポーツドライビングに適した仕様となっています。
1.5リッター 直列4気筒 DOHC MIVECターボエンジン(4G15型)を搭載しています。
このエンジンは最大出力154馬力(114kW)/6000rpm、最大トルク210Nm/3500rpmを発揮し、小型車ながらも非常に力強い加速性能を持っています。MIVEC(可変バルブタイミング)とターボの組み合わせにより、低回転から高回転までバランスの良いトルクとパワーを提供します。
軽量なボディ(車両重量約1,200kg)により、ハイパフォーマンスな走りを実現しています。
特に、コンパクトハッチのジャンルにおいて、速くて扱いやすい車として高い評価を受けています。
5速マニュアルトランスミッション(MT)を標準装備しています。
軽快なシフトフィーリングがあり、スポーティな走行を存分に楽しむことができます。
また、後期型には、6速AMT(自動クラッチのマニュアルシフトモード付きトランスミッション)が追加されましたが、やはりマニュアルトランスミッションのモデルが、より純粋なスポーツドライビングを提供します。
コルトラリーアート バージョンRは、スポーツ走行向けに強化されたシャシーを採用しており、操縦安定性が向上しています。
特にサスペンションは、フロントにマクファーソンストラット、リアにトーションビームを採用しており、剛性としなやかさをバランス良く両立しています。
車高は標準コルトに比べて低く、専用チューニングされたサスペンションにより、コーナリング性能が向上しています。
外観は、標準のコルトと比べて、スポーツモデルらしいアグレッシブなスタイルが特徴です。
専用のフロントバンパー、サイドスカート、リアスポイラーが装備されており、空力性能にも配慮されています。
フロントグリルには「RALLIART」のロゴが配置され、スポーツモデルであることを強調しています。
また、17インチの専用アルミホイールが標準装備されており、スタイリッシュな外観を引き立てています。
高い制動力を持つブレーキシステムが搭載されており、スポーティな走行にも十分対応します。
ディスクブレーキを前後に装備し、安定したブレーキング性能を提供します。
インテリアは、スポーツドライビングを意識した作りになっており、専用のスポーツシートやレザー巻きステアリング、アルミペダルが標準装備されています。
計器類もスポーティなデザインで、ドライバーが必要な情報を直感的に把握できるようになっています。
バージョンRは、ベースモデルの「ラリーアート」よりもさらにパフォーマンスを強化した仕様です。
特に足回りやエアロパーツなどが専用のセッティングになっています。
バージョンR スペシャルという限定車も存在し、こちらはより高級感や装備を充実させた仕様になっています。
高性能ターボエンジンを搭載しているため、スポーティな走行を楽しめる一方で、コンパクトカーとしての日常的な使い勝手も考慮されています。
実燃費は約10〜12 km/L程度ですが、これはターボ車としてはまずまずの数字です。
三菱コルトラリーアート バージョンRは、コンパクトカーでありながらも本格的なスポーツ性能を持つモデルです。
特に、1.5リッターターボエンジンと5速マニュアルトランスミッションの組み合わせが、軽快で楽しいドライビングを提供します。
ラリーアートブランドの信頼性と、スポーティな走行性能が評価されており、特にホットハッチファンに人気のあるモデルです。
中古車市場でも比較的リーズナブルな価格で手に入れることができ、パフォーマンスとコストパフォーマンスを両立した車として注目されています。
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