コンパクトクロスオーバーSUV スズキ・フロンクス(FRONX)内外装・価格・自動車税・ボディカラーなど まとめ

スズキ・フロンクス(FRONX)は、2023年にインド市場で登場したコンパクトクロスオーバーSUVで、都市部での機動性とSUVの実用性を両立するモデルです。以下に、フロンクスの特徴をより詳しくご紹介します。
エクステリア(外装)

フロンクスは、スズキのコンパクトカー「バレーノ」を基にしながら、クロスオーバーSUVとしての存在感を高めたエクステリアデザインが特徴です。
なグリルとヘッドライトが融合し、立体的でダイナミックな印象を与えます。シルバーやクロームのアクセントも使用され、高級感とSUVらしい力強さが表現されています。
クーペのように流れるルーフラインと、フェンダー部分の厚みを強調したスタイルがスポーティさを感じさせます。
リアコンビネーションランプは水平ラインでまとめられており、夜間の視認性が向上し、独特のSUVスタイルが際立っています。
パワートレインと燃費

フロンクスには、インド市場で需要の高い効率的で軽快なエンジンが搭載され、燃費性能と走行性能のバランスが取られています。
力強い加速性能と上質な走りを実現する1.5L4気筒エンジンを搭載。
振動が少なく、静粛性にも優れています。マイルドハイブリッドの採用により低燃費に貢献するとともに、6速オートマチック(6AT)との組み合わせでスムーズかつスポーティーな走りを実現しています。
燃費は2WDのマイルドハイブリッドで19.0km/L、4WDで17.8km/Lです。
インテリアと快適装備

フロンクスのインテリアは、機能性と快適性が両立する設計で、コンパクトカーでありながら空間のゆとりが感じられます。
9インチのタッチスクリーンを搭載し、インフォテインメントシステムとして、直感的な操作が可能です。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しており、スマートフォンとの連携もスムーズです。

デュアルトーンのインテリア:で、シートやダッシュボードに異なる色合いが使われており、シンプルでありながらも洗練された雰囲気を作り出しています。

自動エアコンやステアリングマウントコントロール、電動ミラーなど、利便性が高く、日常のドライブが快適になる装備が揃っています。
安全性能
フロンクスは、都市での取り回しや交通量の多い場所での安心感を考慮して、安全装備も充実しています。
運転席と助手席のデュアルエアバッグが標準装備されています。
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)とEBD(電子制動力配分装置)を組み合わせ、滑りやすい路面でのブレーキングや、急停止時の安定性が強化されています。
坂道発進時に車が後退しないように支援するヒルホールドコントロールを搭載しています。
車時の視認性を高め、狭い場所での取り回しをサポートするリバースパーキングカメラを搭載しています。
ボディサイズと使い勝手

フロンクスはコンパクトクロスオーバーSUVとして設計されているため、狭い道や都市部での取り回しがしやすいのが特徴です。
全長約4メートル程度で、取り回しがよく、駐車も簡単です。
一般的な乗用車よりも高めの地上高が設定されており、段差や悪路においても車体を守ることができます。
リアシートを倒すことでフラットにでき、荷物を積む際の使い勝手も向上しています。
ボディカラー
フロンクスのボディカラーには、以下の9色が含まれています。
アークティックホワイトパール ブラック2トーンルーフ


明るく清潔感のあるホワイトにブラックルーフが加わった、洗練されたスタイル。
アークティックホワイトパール

明るく清潔感のあるホワイト。
スプレンディッドシルバーパールメタリック ブラック2トーンルーフ

メタリックのシルバーにブラックルーフが組み合わさった、エレガントで引き締まった印象。
スプレンディッドシルバーパールメタリック

クールなシルバーで、現代的でスタイリッシュな外観を演出。
セレスティアルブルーパールメタリック

深い青色にパール感が加わった、都会的で魅力的な色合い。
ブルーイッシュブラックパール4

黒に近い青色で、光の加減によって色合いが変わる独特の魅力。
アースンブラウンパールメタリック ブラック2トーンルーフ

温かみのあるブラウンにブラックルーフが組み合わさった、ナチュラルで落ち着いた印象。
オピュレントレッドパールメタリック ブラック2トーンルーフ

深みのある高級感のあるレッドにブラックルーフが加わり、エネルギッシュで個性的。
ルーセントオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ

鮮やかなオレンジにブラックルーフが組み合わさった、アクティブで目を引く色合い。
これらのカラーは、フロンクスのデザインを多様に演出し、オーナーの個性を表現するための素晴らしい選択肢を提供しています。
価格帯
フロンクスは、インド市場向けのコンパクトクロスオーバーSUVとして登場しましたが、経済性とスタイルを兼ね備えたモデルとして、新興市場でも人気が予想されます。
価格は、コストパフォーマンスの高いインド市場向けに設定され、同クラスの競合SUVと比較してもリーズナブルです。
フロンクスの本体価格は2WDモデルで2,541,000円、4WDモデルで2,739,000円です。
オプションを含んだ乗り出し価格は320~330万円台と予想されます。
これだけ充実した装備で300万円台前半はかなりお買い得な車と言えるでしょう。
自動車税
新型フロンクスの自動車税は、2024年の新税制に基づいており、以下のようになります。
自動車税: 30,500円
見積例
フロンクスの見積もりを公式サイトでシミュレーションしてみました。
駆動方式は2WDモデル、ボディカラーは追加価格なしのセレスティアブルーパールメタリックとしました。

合計金額は、2950965円、車両本体価格は2541000円、諸費用合計195355円、ディーラーオプション214610円となりました。
ディーラーオプションは、ドアバイザー、ドアエッジモール、フロアマット、ドラレコ、ETCなど一般的なものを追加しました。
この見積もり内容が高いと思われる方は、ドアバイザーやドアエッジモールをなくしてもよいでしょう。

残価設定クレジットの「かえるプラン」で試算してみましょう。頭金を100万円とすると、均等払いで月々22200円のお支払いとなりました。この内容であれば、負担も少なそうです。月々の支払額を抑えたいのであれば、ボーナス払いを追加するか、頭金を増やしましょう。

近年、物価高により車の価格が上昇し続けています。車両本体価格が300万円台中盤以降のの車も多くなってきており、見積もりを取ると400万円超えも少なくありません。そんな中、スズキ・フロンクスは乗り出し価格が300万円以下と大変お得な車となります。新車は高いから、中古のSUVにしようと思っていた方の需要もありそうです。
まとめ

フロンクスは、都市部での機動性や経済性を重視しつつ、SUVとしての強みを持たせたモデルです。スズキの車両設計のノウハウが活かされ、特にインド市場での成功を見込んでいますが、他市場への展開も期待されています。
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