歴代シビックタイプR EK9/EP3/FD2/FK2/FK8/FL5まとめ

目次
シビックタイプR EK9 (1997–2000)

型式: EK9
エンジン: B16B型 1.6L DOHC VTEC
最高出力: 185馬力 / 8,200rpm
最大トルク: 160Nm / 7,200rpm
駆動方式: FF
特徴:
シビックの5代目をベースにしたモデルで、最初のタイプR。軽量化されたボディと高回転型エンジンを搭載し、優れたハンドリング性能を持つ。サスペンションは専用にチューニングされ、剛性が向上。競技用の要素が色濃く反映されている。
EK9は、1.6Lエンジンを搭載しながらも高出力を誇ることから、高回転型エンジンの特性を最大限に活かした走行性能を提供。軽量ボディと高出力エンジンの組み合わせにより、スポーティな加速性能と敏捷性を実現しています。
EK9は、特別にチューニングされたサスペンションシステムを搭載。これにより、高い操縦性とコーナリング性能を持つ。剛性が向上されたシャシーが、ドライビングの楽しさを一層引き立てます。
シビックの5代目をベースにしたEK9は、アグレッシブな外観が特徴。特にフロントバンパーやサイドスカートはスポーティな印象を与えています。専用のボディカラー(チャンピオンシップホワイトなど)や、タイプRのバッジが特徴的です。
シンプルで機能的な内装が特徴。スポーツシートや、ドライバー中心のレイアウトが施されています。軽量化を重視した設計で、必要な装備に絞り込まれているのが特徴です。
EK9は、ホンダのモータースポーツの伝統を受け継いだモデルであり、特にサーキット走行や競技イベントでの使用を意識した設計となっています。そのため、ドライビングフィールやフィードバックが重視されており、運転の楽しさを追求しています。
シビックタイプR EK9は、その高いパフォーマンスと運転の楽しさから、特に熱心なファンに支持されています。現在でも多くのカーエンスージアストによって愛されており、コレクターズアイテムとしても人気があります。
シビックタイプR EK9は、ホンダのスポーツカーの歴史において重要なモデルであり、その軽量かつ高出力な特性により、運転の楽しさを提供する車です。エンスージアストからの評価が高く、特にモータースポーツやサーキット走行を楽しむドライバーにとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
シビックタイプR EP3 (2001–2005)

型式: EP3
エンジン: K20A型 2.0L DOHC i-VTEC
最高出力: 200馬力 / 7,400rpm
最大トルク: 196Nm / 5,800rpm
駆動方式: FF
特徴:
シビックの7代目をベースにし、パフォーマンスを重視した設計。より広いトレッドと改良されたサスペンションにより、安定性が向上。ルーフやフロントバンパーのデザインが特徴的で、エアロダイナミクスにも配慮。スポーティな内装とサポートの効いたシート。
EP3は、K20Aエンジンを搭載し、優れた高回転特性を持っています。このエンジンは、より大きな排気量を持ちながらも軽量で、出力向上と効率的な燃焼を両立。パワーとトルクが向上し、特に中高速域での加速がスムーズです。
専用チューニングされたサスペンションと剛性の高いシャシーが特徴で、優れたハンドリング性能を発揮します。前後のトレッドが広がり、コーナリング時の安定性が向上しています。
EP3は、シビックの7代目をベースにしたモデルで、流れるようなボディラインとスポーティな外観が特徴です。専用のフロントバンパー、サイドスカート、リアスポイラーが装備され、アグレッシブな印象を与えています。
内装は運転席を重視したデザインで、スポーツシートが装備され、ドライバーのサポートが強化されています。簡潔で機能的なレイアウトが採用されており、必要な情報が一目で分かるようになっています。
最新のテクノロジーが取り入れられており、VTECシステムによるパフォーマンス向上と、優れた燃費性能が実現されています。一部のモデルには、オーディオシステムやナビゲーション機能も搭載されています。
EP3は、サーキット走行やモータースポーツを意識したモデルで、ホンダのスポーツカーの精神を受け継いでいます。高速道路やサーキットでの性能向上を目指して設計されており、運転の楽しさを提供します。
シビックタイプR EP3は、その高いパフォーマンスと運転の楽しさから、多くのカーエンスージアストに愛されています。特に、サーキット走行やスポーツドライブを楽しむドライバーにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。現在でも人気の高いモデルであり、特に中古市場での評価も高いです。
シビックタイプR FD2 (2007–2011)

型式: FD2
エンジン: K20A型 2.0L DOHC i-VTEC
最高出力: 225馬力 / 8,400rpm
最大トルク: 215Nm / 6,100rpm
駆動方式: FF
特徴:
シビックの8代目をベースにした4ドアセダン。スポーツ性と実用性を兼ね備えたモデルで、ファミリーユースにも対応。軽量なシャーシに強力なエンジンを搭載し、優れたコーナリング性能。サスペンションの剛性を高め、ダンパーを特別仕様に変更。
FD2は、2.0LのK20Aエンジンを搭載しており、高回転域でのパフォーマンスが強化されています。特に、最高出力225馬力は非常に優れた数値であり、軽量ボディと相まって素晴らしい加速を実現。サーキットや高速道路での走行性能が特に優れています。
FD2は、専用にチューニングされたサスペンションと強化されたシャシーを搭載しており、コーナリング時の安定性が向上しています。フロントとリアのトレッド幅が広く設計されており、優れた操縦性を提供します。
FD2は、シビックの8代目をベースにした4ドアセダンであり、スポーティかつ実用的なデザインが特徴です。エアロパーツや専用のフロントバンパー、リアスポイラーが装備され、アグレッシブな印象を与えています。
内装は運転席を中心に考慮されており、スポーツシートやシンプルなインストルメントパネルが搭載されています。快適性を重視しつつ、運転に必要な情報が見やすく配置されています。
K20Aエンジンは、VTEC技術を搭載しており、高回転域での出力向上と優れた燃費性能を実現しています。オーディオシステムやナビゲーション機能も一部モデルには装備されています。
FD2は、ホンダのモータースポーツの伝統を受け継いでおり、特にサーキット走行を意識した設計となっています。運転の楽しさを追求しており、特にドライバーに対するフィードバックが良好です。
シビックタイプR FD2は、ホンダのスポーツカーの中でも特に高い評価を受けているモデルです。高出力エンジンと優れたハンドリング性能により、サーキットやスポーツドライブを楽しむドライバーにとって非常に魅力的な選択肢となります。現在でも多くのファンに愛されており、中古市場でも人気があります。
シビックタイプR FK2 (2015–2017)

型式: FK2
エンジン: K20C1型 2.0Lターボエンジン
最高出力: 310馬力 / 6,500rpm
最大トルク: 400Nm / 2,500rpm
駆動方式: FF
特徴:
シビックの10代目をベースにしたモデルで、初のターボエンジンを搭載。パワフルな加速性能と、より効率的なエンジン特性。改良された電子制御サスペンションにより、走行性能が向上。エアロパーツやスポーツシートにより、アグレッシブな外観。
VTECテクノロジーを採用したターボエンジンは、高回転域でのパワーと低回転域でのトルクの両方を提供し、パフォーマンスとドライバビリティを両立させました。これにより、FK2型は圧倒的な加速性能を発揮しました。
FK2型は風洞試験を駆使して開発され、空力性能が向上しています。大型のリアウィング、フロントスプリッター、ディフューザーが空気抵抗を減少させ、ダウンフォースを強化しました。これにより、高速走行時の安定性が向上し、コーナリング性能が最大化されています。
空力を意識したアグレッシブなデザインが特徴的で、大型のリアウィングやエアダクトが際立っています。スポーティさと機能性を兼ね備えたデザインで、ダウンフォースやエアフローの最適化が図られています。
FK2型シビックタイプRは、ホンダが欧州市場を強く意識して開発したモデルで、特に欧州では非常に高い評価を受けました。競合するホットハッチ車(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI、フォード・フォーカスRSなど)と比べても、性能面での優位性が評価され、特にそのパワフルなエンジンとニュルブルクリンクでの実績が注目されました。
全体的に、シビックタイプR FK2は、ホンダが前輪駆動車の限界に挑んだ結果生まれた高性能なホットハッチであり、ホンダのエンジニアリングが凝縮された一台といえます。
シビックタイプR FK8 (2017–2021)

型式: FK8
エンジン: K20C1型 2.0Lターボエンジン
最高出力: 320馬力 / 6,500rpm
最大トルク: 400Nm / 2,500rpm
駆動方式: FF
特徴:
FK2の後継モデルで、デザインと性能が一新された。サーキット走行を意識した設計で、より高いパフォーマンスを実現。改良されたシャーシとサスペンションにより、さらなる操縦安定性。トリプルエキゾーストシステムとアグレッシブなエアロパーツが特徴。
FK8は、2.0Lターボエンジンを搭載しており、320馬力という高出力を誇ります。このエンジンは高トルクを低回転から発生し、スムーズな加速を実現しています。サーキットでのパフォーマンス向上のために、厳密にチューニングされています。
FK8は、スポーツ走行を意識したチューニングが施されたサスペンションと高剛性シャシーを搭載。これにより、コーナリング性能と安定性が向上しています。特に、アダプティブダンパーが搭載されており、運転モードに応じてサスペンションの設定を変更することができます。
FK8は、シビックの10代目をベースにしたモデルで、アグレッシブな外観が特徴です。前方に張り出したフロントバンパー、リアスポイラー、サイドスカートなどがスポーティな印象を与えています。専用カラー(チャンピオンシップホワイトやクリスタルブラックパールなど)が用意されています。
内装はスポーティさを追求したデザインで、レカロ製のバケットシートが装備されています。運転席中心のインストルメントパネルは、視認性と使いやすさを重視したレイアウトになっています。最新のインフォテインメントシステムが搭載され、スマートフォンとの接続も簡単です。
VTECターボ技術により、エンジンのレスポンスが向上し、効率的な燃焼が実現されています。また、各種安全技術も搭載されています。ホンダの先進運転支援システム(Honda Sensing)も搭載され、安全性が向上しています。
FK8は、ホンダのモータースポーツの遺伝子を受け継いでおり、特にサーキット走行に特化した設計がなされています。運転の楽しさと高いパフォーマンスを求めるドライバーにとって、非常に魅力的なモデルです。
シビックタイプR FK8は、ホンダの高性能モデルとして、多くのファンに愛されています。卓越したパフォーマンスとスポーティなデザイン、先進的な技術が組み合わさり、特にサーキット走行を楽しむドライバーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。現在でも、その人気は高く、スポーツカーの中でも特に評価されています。
シビックタイプR FL5 (2022–現在)

型式: FL5
エンジン: K20C1型 2.0Lターボエンジン
最高出力: 320馬力 / 6,500rpm
最大トルク: 400Nm / 2,600rpm
駆動方式: FF
特徴:
最新の技術とデザインを取り入れたモデル。エアロダイナミクスの向上により、コーナリング性能がさらに強化。新しいサスペンションとブレーキシステムによる高い操縦性。スポーティな内装デザインと最新のテクノロジーを搭載。
FL5は、最新の2.0Lターボエンジンを搭載し、最高出力330馬力を発揮します。高トルク特性により、加速性能が非常に優れており、特に中低速域でのパフォーマンスが強化されています。アダプティブダンパーを備えたサスペンションにより、サーキット走行に最適化されたパフォーマンスが実現されています。
FL5は、軽量化と剛性の向上を追求した新しいプラットフォームを使用しています。これにより、コーナリング性能が向上し、運転の楽しさが増しています。前後のトレッド幅を広げ、安定した走行性能を実現しています。
FL5は、アグレッシブでシャープな外観が特徴です。大型のフロントグリルやリアスポイラー、サイドスカートが装備され、スポーティな印象を与えます。専用のボディカラー(例えば、チャンピオンシップホワイトやスノーフレークホワイトパールなど)が用意されています。
内装は、運転席中心のデザインで、レカロ製のスポーツシートや高品質な素材が使用されています。運転に必要な情報が一目で分かるように配置されています。最新のインフォテインメントシステムやスマートフォン連携機能が搭載され、使い勝手が向上しています。
VTECターボ技術を搭載しており、エンジンのレスポンスや効率が向上しています。また、ホンダの先進運転支援システム(Honda Sensing)も搭載され、安全性能が強化されています。デジタルメータークラスターや多彩な運転モードを選択可能なシステムも採用されています。
FL5は、ホンダのモータースポーツの精神を受け継いでおり、特にサーキット走行に特化した設計がなされています。ドライビングフィールが向上しており、運転の楽しさと高いパフォーマンスを追求するドライバーにとって非常に魅力的なモデルです。
総括
シビックタイプRは、各世代での革新や技術の進化を反映しながらも、ホンダのスポーツカーとしての伝統を守り続けています。これらのモデルは、運転の楽しさと高いパフォーマンスを求めるドライバーにとって特に魅力的な選択肢となっています。
新型シビックタイプRの値段や支払い総額は?税金・諸費用を含めると? (auto-library.jp)
新型シビックタイプRの税金(車税・取得税・重量税)はいくら? (auto-library.jp)