新型ランドクルーザープラドの燃費特集！ディーゼル・ガソリンの実燃費は？

この記事では新型ランドクルーザープラドの燃費についてご紹介します。

ランドクルーザープラドは「2.8Lディーゼル」「2.7Lガソリン」をグレード別に選択することがきます。

特有の振動音が出るが多少でも低燃費なディーゼルエンジンか、ちょっとくらいの燃費差を気にしないバランスの良いガソリンなのか？

人それぞれに求めるエンジンは違いますが、それぞれの実際の燃費はいかがなものでしょうか？

カタログ燃費と実燃費と共に、ライバル車の燃費も合わせて見ていきましょう。

新型ランドクルーザープラドのカタログ燃費は？｜グレード別

「TZ-G」
クリーンディーゼル	11.2km/L

「TX“Lパッケージ”」
クリーンディーゼル	11.8km/L
ガソリン	9.0km/L

「TX」
クリーンディーゼル	11.8km/L
ガソリン	9.0km/L

全てJC08モードの記載になります。

ランドクルーザープラドのカタログ燃費数値はディーゼル車とガソリン車で割と違います。

約3km/Lしか違いわないと思いますが、これを1年単位で見るとガソリン代が3～5万円も差が出るんです。

また、ディーゼル車は特有の「トュルトュル音」ですが、ガソリン車は「ゴゴゴゴゴ」と迫力がありますよね。

また、双方で出力とトルクも変わってきます。

最大出力

130kW（177PS）/3,400r.p.m.

最大トルク

450N・m(45.9kgf・m）/1,600～2,400r.p.m.

最大出力

120kW（163PS）/5,200r.p.m.

最大トルク

246N・m(25.1kgf・m）/3,900r.p.m.

カタログ燃費を見る限りだとディーゼルエンジンの方が燃費数値も良く、最大出力の数値もまずまず。

回転数が中盤ほどのディーゼルエンジンと違って、よりバランスよく全体的に安定しているガソリンエンジンは坂道を下る時にでもゆったりとしたスピードで走行できるのもSUV車のとしての魅力。

エンジン性能に対する燃費数値は良く、最低新車価格の約350万円と金額を考慮すると優秀な燃費数値と言えますね。

カタログ燃費は良いのですが、実際の燃費数値はいかがなものでしょうか？

価格.comやみんカラやe燃費等々から平均した実燃費をご覧ください。

新型ランドクルーザープラドの実燃費は？｜走行環境に合わせるべし

「TZ-G」
クリーンディーゼル	11.6km/L

「TX“Lパッケージ”」
クリーンディーゼル	12.1km/L
ガソリン	7.5km/L

「TX」
クリーンディーゼル	12.1km/L
ガソリン	7.5km/L

ディーゼルエンジンはカタログ燃費を上回る数値となりました。

ですが、ガソリンエンジンは1.5Lほど下回る結果に。

ランドクルーザープラドはSUV車ですが、舗装された道路が多い日本にとっては宝の持ち腐れ。

世界中でSUVブームではありますが、実際の燃費数値が悪くなりすぎないのが面白いところですよね。

ガソリンエンジンの実燃費がカタログ燃費より悪いですが、エンジン性能や重量のバランスの良さ見ると実燃費数値に不満はありません。

スタートも伸びも出るのでもっともな数値になりました。

ライバル車の実燃費は？｜CX-8の燃費とエンジン性能を比較

2WD	17.6km/L
4WD	17.0km/L

2WD	16.3km/L
4WD	15.5km/L

最大出力

140kW（177PS）/4,500r.p.m.

最大トルク

450N・m(45.9kgf・m）/2,000r.p.m.

ランクル200系の場合はレクサスLXやパジェロのような同等サイズ・性能のライバル車がいるのですが、ランドクルーザープラドのライバル車数が少ないですね。

三菱アウトランダーは街乗りSUVっぽく、ハリアーも性能などが異なるので省きました。

まだライバル車として競合できるマツダの「CX-8」の実燃費は、約15km/Lほど。

ランドクルーザープラドと比較するとかなり良い数値だが、エンジンはディーゼルエンジンのみ。

ランドクルーザープラドのディーゼルエンジンと比較するとCX-8の方が伸びが良い。

ただ、スタート時の回転数はランドクルーザープラドの方が上なので、爆発力では負けていない。

燃費を考えるとCX-8が優勢だが、重量が約1.8トンのCX-8より約2トン近いランドクルーザープラドの方が燃費対効果も良く、さらにサスペンションの効き具合など本格クロカン車に近いSUVが欲しいならランドクルーザープラドがおすすめです。

新型ランドクルーザープラドの燃費向上方法

ランクル200系の場合は、正直燃費向上させる術はあっても無いようなものですが、ランドクルーザープラド別。

特にディーゼルエンジンは10km/Lを前後するので、多少でも燃費向上させたい方だけには優れた方法になります。

下記の方法以外にも走行スキルでの燃費向上方法などありますが、走りが魅力ですし、丁寧に走っていてはつまないです。

なので、走行以外でお伝えしたいと思います。

気温が低い時間帯にガソリン補給

気温が低い時間帯と言えば朝！

ガソリンの体積は温度が低ければ低いほど小さくなります。

逆に、気温が高ければ体積も大きくなるので、微々たる差ですが1年意識してやるか？やらないかでガソリン代も変わってくるのでお試しください。

もちろんですが、セルフスタンドを使う方が安くなります。

タイヤやガソリンオイルの点検・整備

走っている方で3ヶ月に一度、あまり走っていない方で半年に一度はタイヤとガソリンオイルの点検をしましょう。

頻度や時間の流れで空気圧も下がってきますし、ガソリンオイルだって、あの大きなボディを動かすためにドロドロになるまで循環してくれています。

それに、車を大切にし続けることで不具合に気づきやすくなるので、時間を作ってチェックしましょう。

これらの点検から整備によって燃費も向上します。

なるべく重たいものを降ろして走行する

3列目をフラットにすれば、コンパクトミニバン並みの積載量が生まれます。

アウトドア系で重宝する車ですが、用事がない時には不要な荷物を降ろしておくことがポイント。

重量が増すことで走行にも影響が及ぶこともお忘れなく。

燃費に対する口コミの評価は？

TX_7人乗り

2tオーバーのSUVでリッター10㎞をこえるので素晴らしいと思う。
まして軽油なので補給も安く有難い。

TX“Lパッケージ”_5人乗り

この大きさ、重さで考えたらすごく燃費が良いと思います。

TX_5人乗り

7.0～9.0の間をいったりきたり…
このクラスにしてはいいほうではないでしょうか？

TX_7人乗り

燃費は悪いですが、わかっていたのでストレスはありません。
神奈川の人口密集地に住んでいますが、週末の渋滞とたまにキャンプなどの遠距離運転で平均7.3km/lといったとこです。
高速のみの走行であれば10km/l少し超えるぐらい。
最新のSUVの燃費に比べれば格段に劣りますが、購入前の印象ほど悪くないと思います。

口コミにもあるように、重量を考えると燃費数値は良いです。

ただ、夏の暑い時期や冬の寒い時期に渋滞似合うと、エアコンの使用と渋滞の影響で燃費は悪化。

初めてSUVを購入する方には、ランドクルーザープラドの燃費などを前もって理解しておくことが大切ですね。

新型ランドクルーザープラドの燃費特集のまとめ

新型ランドクルーザープラドの燃費特集のまとめとして…

• 燃費を気にする車ではない
• 性能と燃費の両方を取るならディーゼル車
• 走りならガソリン車

ディーゼルエンジンとガソリンエンジンでは、出力とトルクに差異がある分、燃費も異なります。

それぞれの実燃費は気にしない方が良いですが、もし燃費向上を考えるなら、マツダのCX-8を検討するべきでしょう。

ですが、悪路の走破性や7人乗りSUVという魅力があるのはランドクルーザープラドの魅力です。