トヨタ・ランドクルーザープラドの燃費

トヨタの本格派SUV、ランドクルーザープラド。
ランドクルーザーシリーズのうち、ライトデューティ用途として位置付けられているものの、他社のSUVとは一線を画す本格派クロカンSUVです。
少し前までは、このジャンルの車は結構あり、日産のサファリやテラノ、いすゞのビッグホーン、トヨタのハイラックスサーフ、三菱のパジェロがありましたが、燃費性能が求められる現代は本当に少なくなりました。
2009年に7年ぶりとなるモデルチェンジを実施した4代目は、実に10年以上も売られていることになります。
エンジンは120kW(163ps)の2.7Lのガソリンエンジンと、130kW(177ps)の2.8Lの2タイプあります。
他社のSUVと比べて重量も2t以上と大変重く、燃費も悪いことが予想されるランドクルーザープラドですが、今でもなおあえて本格派クロカンSUVを好む人も多いことでしょう。
もちろん、そんなSUVを選ぶのだから燃費など気にしない方もいるはずですが、山道や高速道路での長距離移動などではガス欠の心配もあるので、燃費を押さえておきたいと考える人もいることでしょう。
この記事では、ランドクルーザープラドの燃費についてご紹介します。
グレードとエンジン
先ほどご紹介した通り、ランドクルーザープラドに搭載されるエンジンは2種類あります。
一つは2.8Lの直噴ディーゼルエンジンです。
こちらの最高出力は130kW(177ps)、最大トルク450Nm(45.9.kgfm)です。
もう一つは2.7Lのガソリンエンジンです。
こちらの最高出力120kW(163ps)、最大トルク246Nm(25.1kgfm)です。
グレードはガソリンモデル4種類、ディーゼルモデル5種類の合計9種類あります。
いずれもTXとTX Lパッケージというグレードがあります。
ディーゼル車のみのTZ-Gというグレードがあり、サスペンションが異なり、車両重量も異なります。
選ぶポイントはディーゼルかガソリンかということのほかに、5人乗りか7人乗りかという点ではないでしょうか。
駆動方式はすべて4WDとなります。
燃費
さて、気になる燃費ですが、ガソリン車が9.0km/L、クリーンディーゼル車が11.2km/Lから11.8km/Lです。
クリーンディーゼル車のほうが燃費性能では上回っています。
また、性能でも馬力、トルクとも上回っており、トルクにおいては大きな差があります。
燃費・性能を求める人にはディーゼルエンジン車がおすすめです。
ただ、ガソリン車の価格が360万円台からですが、ディーゼル車は438万円台と大きさもあるので、長距離乗るかどうかで選ぶのもありでしょう。
まとめ
この記事では、ランドクルーザープラドの燃費についてご紹介しました。
重量の重い本格派クロカンSUVであるランドクルーザープラドは、他社のSUVよりも燃費性能は劣りますが、クリーンディーゼルを搭載したモデルは11.2km/L以上とそれなりの燃費を確保しています。
エコが好まれる時代ですが、あえてこのような本格派SUVに乗って楽しむという選択もあってもよいのではないでしょうか。