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マニュアル専用グレード ホンダ・シビックRS まとめ

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概要

ホンダの「シビックRS」は、シビックシリーズの中でもスポーティなグレードに位置付けられるモデルです。RSは「ロード・セーリング(Road Sailing)」の略で、快適な乗り心地とスポーティな走行性能を両立することをコンセプトとしています。シビックRSの特徴的な点を以下にまとめます。

エクステリアデザイン

シビックRSは、スポーティで洗練されたデザインを採用しています。アグレッシブなフロントグリルやエアロパーツが特徴で、標準モデルよりも迫力のある外観を持っています。また、専用のアルミホイールやリアスポイラーなど、スポーツモデルらしいディテールも取り入れられています。

パフォーマンス

シビックRSは、よりスポーティな走行を意識したチューニングが施されています。エンジンは通常、1.5Lターボエンジンを搭載しており、パワフルでありながら燃費性能にも優れています。また、シャシーやサスペンションの調整が行われ、コーナリングや高速走行時の安定性が高められています。

インテリアと装備

内装には、高品質な素材が使用され、スポーティなシートデザインや専用のステアリングホイールなどが装備されています。快適性にも配慮されており、ドライバーと乗客にとってリラックスできる空間が提供されています。また、最新のインフォテインメントシステムや先進的な安全装備も搭載されており、利便性と安全性も確保されています。

安全装備(ホンダ センシング)

シビックRSには「ホンダ センシング」と呼ばれる一連の先進安全技術が標準装備されています。これには、衝突被害軽減ブレーキ、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなどが含まれており、運転の安全性を高める機能が充実しています。

シビックRSと他のグレードとの違い

ホンダのシビックRSと他のグレードであるEXやELは、装備やパフォーマンス、デザインにおいていくつかの違いがあります。それぞれのグレードは異なるニーズに応じた特性を持っており、以下にそれらの主な違いをまとめます。

エクステリアデザイン

シビックRS

スポーティさを強調したデザインが特徴。専用のエアロパーツや、リアスポイラー、専用の18インチアルミホイールなど、よりアグレッシブな外観が施されています。スポーツ志向の顧客をターゲットにしており、フロントグリルやバンパーのデザインも専用のものが採用されています。

シビックEX/EL

XやELはRSに比べると、よりシンプルで洗練された外観を持ちます。スタイリッシュながらもRSほどのアグレッシブなエアロパーツはなく、落ち着いたデザインが特徴です。EXは上位モデルとして、質感が高く、高級感のあるデザインが特徴です。

パフォーマンスとドライビング特性

シビックRS

RSは、1.5Lターボエンジンを搭載しており、よりスポーティな走行を意識したチューニングが施されています。サスペンションやシャシーも専用調整が行われ、ハンドリングや走行性能が向上しています。RS専用のスポーツモードが搭載されていることが多く、レスポンスやトランスミッションの特性がスポーティに調整されます。

シビックEX/EL

EXやELも同様に1.5Lターボエンジンを搭載していますが、RSほどのスポーティなチューニングは行われていません。快適な乗り心地を重視し、日常的な使い勝手を考慮したセッティングがされています。RSに比べると、スポーツ性能よりも快適性や静粛性が優先されています。

インテリアと装備

シビックRS

インテリアは、よりスポーティなデザインが採用されており、専用のスポーツシートやステアリングホイール、メタルアクセントが配置されています。インテリアのカラーや素材も、スポーティな雰囲気を強調するものが選ばれています。スポーツ走行を意識した装備が充実しており、シフトパドルやスポーツペダルなどが装備されている場合もあります。シビックRSは専用のサスペンションチューニングが施されており、スポーティな走行性能を実現しています。シビックRSでは、スポーティな走行を楽しめる「スポーツモード」が搭載されています。このモードにすると、エンジンのレスポンスが向上し、ハンドリングやアクセルの感度も調整され、よりダイナミックな運転体験が可能です。

シビックEX/EL

EXやELは、RSほどスポーティではないものの、上質な素材を使用したインテリアが特徴です。特にEXは、プレミアム感が強調されており、レザーシートや高級感のあるトリムが採用されています。装備面では、快適性を重視した内容となっており、広範囲にわたる運転支援システムや、エンターテインメントシステムが充実しています。

価格とターゲット層

シビックRS

スポーティな走行を求めるドライバー向けで、若年層や車の走りにこだわりを持つ人をターゲットにしています。装備やデザイン、パフォーマンスに応じて価格は上がりますが、その分、走りの楽しさが提供されます。

シビックEX/EL

EXやELは、より幅広い層をターゲットにしています。特にEXは、質の高い装備を備えつつも、日常的な使い勝手や快適性を重視するユーザーに適しています。価格はRSよりも抑えられていることが多いですが、上質さが強調されたグレードです。

車体色(カラー)

プレミアムクリスタルレッド・メタリック

鮮やかで深みのある赤。シビックRSのスポーティなデザインに最もマッチするカラーの一つ。

プラチナホワイト・パール

高級感のあるホワイトパール。清潔感があり、エレガントで上質な印象を与えます。

クリスタルブラック・パール

光沢感のある黒。シックで落ち着いた雰囲気を持ちつつ、スポーティさも際立たせます。

ソニックグレー・パール

スタイリッシュで都会的な印象のグレー。落ち着いた色味ながらも、スポーティなボディラインを強調します。

ミッドナイトブルービーム・メタリック

深みのあるブルー。シックでありながら、角度によって表情が変わる魅力的な色。

人気色予想

ホンダ・シビックRSで最も人気の色はプラチナホワイト・パールです。ホワイトはクリーンで洗練された印象を与え、シビックRSのスポーティかつ上品なデザインを引き立てます。特にパールホワイトは光の当たり方によって色の見え方が変わるため、美しさが際立ちます。ホワイト系の車は、中古市場でも人気が高く、将来的に売却する際の価値も維持しやすいというメリットがあります。ホワイトはどんなシーンにも合わせやすく、個性を強調しすぎないため、幅広い層に好まれます。このため、特にプラチナホワイト・パールは、シビックRSの中で最も選ばれる色となっています。

シビックRSとスバル・BRZの比較

ここでは価格帯が近いスポーツタイプの車として有名なスバルBRZとシビックRSを比較してみたいと思います。

エンジン性能

シビックRS

エンジン: 1.5リッター直列4気筒ターボ
エンジン出力: 約182馬力
トルク: 240Nm
トランスミッション:6速MT

BRZ

エンジン: 2.4リッター水平対向4気筒エンジン(NAエンジン)
出力: 約228馬力
トルク: 249Nm
トランスミッション: 6速MTまたは6速AT

RZは自然吸気エンジンを搭載しており、回転数を高めたときに本来のパフォーマンスを発揮する特性を持っています。シビックRSよりも高出力で、スポーツカーらしいフィーリングを楽しめます。

0-100km/h加速性能

シビックRS: 約7.0〜7.5秒
スバルBRZ: 約6.0〜6.5秒

BRZの方が0-100km/hの加速では優れており、特にサーキットやワインディングロードではこの差が顕著に現れます。

駆動方式

シビックRS: 前輪駆動(FF)
スバルBRZ: 後輪駆動(FR)

シビックRSはFFのため、日常使いや雨の日などでも安定したグリップを発揮し、扱いやすい車です。一方で、BRZはFRのため、スポーティなドリフト走行やコーナリング時に楽しさを感じられる特性があります。

走行フィーリングの違い

シビックRS

スポーティなデザインと走行性能を持ちながら、日常使いに適した実用性が高い車です。エンジンのターボ特性により、低速からでも力強い加速を楽しめます。

スバルBRZ

ピュアスポーツカーとして、軽量で低重心なシャーシによりコーナリング性能が優れており、走行感覚を重視した車です。高回転までエンジンを回して楽しむことができます。

総評

サーキット走行や純粋なスポーツカー体験を求めるならBRZが向いていますが、日常使いとスポーツ性能のバランスを求めるならシビックRSが選ばれるでしょう。

自動車税

ホンダのシビックRSの自動車税は、日本の自動車税制に基づいて決まります。自動車税は、エンジン排気量を基準にして課されます。シビックRSの排気量に応じて、年間の自動車税額は以下のようになります(2023年現在の基準に基づく)。

1000cc超〜1500cc以下の場合:年間30,500円

シビックRSのエンジン排気量は1.5L(1500cc)ターボエンジンなので、上記の範囲に該当し、自動車税は30,500円となります。

燃費

ハニカムパターン・フロントアッパーグリル/リア)

シビックRSの燃費は次の通りです。今はスポーツタイプの車と言えども、燃費が求められる時代です。市街地モードでも12km/Lという低燃費のシビックRSは、車の特性から考えると燃費の良い車と言えるかもしれません。

WLTCモード(総合燃費):約 16.7 km/L
市街地モード:約 12.0 km/L
郊外モード:約 17.0 km/L
高速道路モード:約 19.9 km/L

無限パーツ

エアロパーツ

フロントスポイラー: フロントバンパーの下部に取り付けることで、空力性能を向上させ、よりアグレッシブな見た目を実現します。
サイドスカート: 車両のサイドに取り付けることで、車全体のスタイルを引き締め、低重心な印象を与えます。
リアスポイラー: 高速走行時の安定性を高めると同時に、スポーティなデザインを強調します。

パフォーマンスパーツ

スポーツマフラー: 排気効率を向上させ、エンジンパフォーマンスを最大限に引き出すだけでなく、エキゾーストサウンドをよりスポーティにします。
サスペンションシステム: 無限の調整されたサスペンションは、走行安定性を高め、コーナリング性能を向上させます。
ブレーキパーツ: 強化されたブレーキシステムは、高速走行時やスポーツ走行での制動力を強化します。

インテリアパーツ

スポーツマット: 表地は耐久性に優れたナイロン素材、裏地にはフロアとマットのズレや滑りを防ぐ合成ゴム素材(SBS)を採用しています。
スポーツラゲージマット: スポーツマットと同様の材質を採用し、高い質感と耐久性を実現。「無限」刺繍入り。カラーはレッドのエッジを採用した「ブラック×レッド」と、「レッド」を設定。

その他のアクセサリーパーツ

ホイール: 軽量かつ高強度なアルミホイールは、バネ下重量を軽減し、ハンドリング性能を向上させます。
ハイパフォーマンスダンパー: 上質な乗り心地と操縦安定性を高め、より優れた運動性能を発揮。

総評

無限パーツは、ただのドレスアップだけでなく、ホンダ車のパフォーマンスや乗り心地を向上させるために設計されているのが特徴です。シビックRSに無限パーツを装着することで、よりスポーティで高性能なドライビングを楽しむことができます。

見積もり

ホンダの公式サイトでシビックRSを実際に見積もりしてみたいと思います。

車体色によって本体価格が異なりますが、ここではソニーグレーパールを選択します。車両本体価格は4,487,100円です。

ディーラーオプションを選択します。ベーシックアイテムとして、マットとドアバイザーを指定します。マットは複数選べますし、無限からも専用マットが販売されているので、好みに応じて選ぶと良いでしょう。また、高級車では選ぶことが多い、ライセンスフレームを選択します。

次にエクステリアの項目から、LEDフォグライト、パドルライト、ドアエッジプロテクションを選択します。好みに応じてパターンプロジェクタやユーロホーンを選んでもよいかもしれません。

次にエアロパーツを選択します。テールゲートスポイラーは大型なので好みが分かれるかもしれませんが、純正の小型のものや無限性もあります。

次にインテリアの項目から、ドライブレコーダー前後2カメラセット、イルミネーション関連を選択します。今の時代あおり運転対策としてドラレコは新車の時から取り付けておいたほうがよいでしょう。

次にインテリアグッズの項目からLEDルームランプとラゲッジトレイを選択します。純正でラゲッジマットはありませんが、無限製はありますので、好みに応じて選びましょう。

シビックRSの見積もりの合計金額は以下の通りになりました。500万円越えとなり、ちょっとした高級車の価格帯ですね。1.5Lの国産車としてはやや高い感じはしますが、マニュアル専用のスポーツグレードということでこのくらいの価格になるということです。

500万円超えとなると、現金一括で購入する人も少ないかもしれません。今人気の購入方法は、月々の支払額を抑えることができる残価設定クレジット(残クレ)です。残クレ例を示します。

ここでは、頭金を200万円出すこととしました。月々の支払額は3万円程度となりました。月々3万円台であればシビックRSを維持できそうです。頭金がないという方は、現在乗られている車の買取査定を依頼しましょう。下取りに出す方法がありますが、下取りだと買取よりも安くなってしまい大損をすることがあるので、かならず買取査定をしてもらいましょう。下取りだと思っていたら、値引きだった、あるいはその逆も結構あり、カーディーラーは購買欲を引き出すために、客をだますことがあるので注意が必要です。

総評

シビックRSは、スポーティな走行性能、デザイン、技術装備を求める人に最適な選択肢です。特に、運転する楽しさを重視するドライバーにとって、シビックRSは満足度の高いモデルです。また、スポーツカーのような走行性能を持ちながら、日常使いにおいても快適で実用的なバランスを保っています。

価格面で他のグレードよりも高くなるものの、その分、スポーティさとプレミアム感を享受できるため、走りにこだわる層に強く支持されています。

シビックRSの価格は地域や市場によって異なりますが、日本市場における2023年モデルのホンダ シビックRSの価格は、440万円前後です。オプションを含んだ価格は500万円前後となります。

この価格には、スポーティなエクステリアや専用のサスペンションセッティング、RS専用のインテリア装備などが含まれており、スポーツ性能と快適性を両立したモデルであるため、他のシビックのグレード(EXやEL)と比較しても少し高めに設定されています。

ただし、オプション装備や地域による諸費用によっても価格は変動するため、具体的な見積もりはディーラーで確認するのが確実です。シビックは乗り出し価格500万円程度する車なので、購入を希望する方はそれなりの資金が必要です。いきなりディーラーに行くと、下取り査定をされてしまい、そのまま見積もりに組み込まれて大損をすることがあります。まずは今乗っている車を買取査定してもらいましょう。

 

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