輸入車唯一のフルハイブリッドSUV ルノー・アルカナのカタログ燃費・実燃費


モータースポーツで培った技術と経験が凝縮された、輸入車唯一のフルハイブリッド‘E-TECH HYBRID’を搭載したルノー アルカナが日本で発売されました。
ルノーと言えば、人気の小型車のトゥインゴやルーテシア、ステーションワゴンのメガーヌ、SUVのキャプチャーなどが有名ですが、ダウンサイジングターボ車ばかりで、ハイブリッド車はラインナップとして存在していませんでした。
このたび、輸入車唯一のハイブリッド車としてアルカナが登場しました。
ハイブリッド車というと、気になるのはその燃費性能ではないでしょうか。
この記事では、ルノー・アルカナのカタログ燃費、実燃費についてご紹介していきます。
アルカナのカタログ燃費
ルノー・アルカナのカタログ燃費は、WLTCモードで22.8km/Lとなっています。市街地モード(WLTC-L)19.6km/L、郊外モード(WLTC-M)24.1km/L、高速道路モード(WLTC-H)23.5km/Lとなっています。WLTCモードとは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードで、より実燃費に近いモードと言われています。

フォーミュラ1で培った技術を取り入れ、徹底的にエネルギーロスを抑えたトランスミッションと、エネルギーマネージメントの技術で22.8km/Lという低燃費を実現しています。
ちなみにルノー・アルカナの車両重量は1470kgと1.5tクラスの車です。このクラスの車としてはまずまずの燃費性能と言えるのではないでしょうか。
アルカナの実燃費

アルカナは発売されたばかりで実燃費はまだ口コミ情報があまり集まっていませんが、登り坂でも15km/L以上は出ていたという情報があります。高速道路の巡行ではリッター30kmを超えていたという情報も出ていました。車両重量やWLTCモードを考えると妥当な数字かもしれません。
アルカナの燃費まとめ
この記事ではルノーのハイブリッドカー、アルカナのカタログ燃費、実燃費についてご紹介しました。ルノー・アルカナの燃費は、トヨタの燃費性能世界一とも言われるトヨタのハイブリッドカーには勝てないようですが、高速燃費の点で有利と考えられます。

エコカー全盛の時代ですが車の良さは燃費性能だけではありません。そのデザインや雰囲気から来る所有感を重視する方も多いはずです。トヨタのハイブリッドカーの燃費性能が良いことは周知の事実ですが、フランス車ならではの斬新なデザインが好きな人は購入を検討してみてもよいかもしれません。