新型エクストレイルの燃費は実際どう？燃費向上テクを5つ紹介！

この記事では新型エクストレイルの燃費についてご紹介しています。

エクストレイルの欠点とも言えるのが燃費…。

カタログ燃費だと、ガソリン車が約16km/Lで、ハイブリッド車が約20km/Lほど。

実際はハイブリッド車の燃費がさらに悪いデータが明らかになったのですが、燃費向上すれば割と改善されるでしょう！

ということで、エクストレイルの実燃費と共に燃費向上テクも5つお伝えしていきます。

エクストレイルのカタログ燃費は？

ガソリン車(2WD)	16.4km/L
ガソリン車(4WD)	16.0km/L

ハイブリッド車(2WD)	20.8km/L
ハイブリッド車(4WD)	20.0km/L

記事冒頭で軽くお伝えしましたが、厳密に言いますと駆動によって微妙に異なっています。

ガソリン車の場合は0.4km/Lほどの差に対し、ハイブリッド車の場合は2WDと4WDの間で約1km/Lほどの差があります。

そんなカタログ燃費ですが、ライバル車のハリアーやCR-Vよりも若干悪く、ハイブリッド車なんかは一層燃費数値で差が出ています。

ではでは…

実際に走行された方々の統計的なデータ、そして他サイト様のデータを合わせた“エクストレイルの実燃費の統計”を見ていてましょう。

エクストレイルの実際の燃費は？統計まとめ

市街地	8.7～11.0km/L
郊外	11.3～14.0km/L
高速	15.9～17.5km/L

市街地	10.7～13.5km/L
郊外	13.3～17.2km/L
高速	17.9～20.1km/L

ずばり、実燃費は上記の通りになりました。

調べ元は「みんカラ・価格コム・オートックワン・その他メディア」に記載されていた実燃費の下限値・上限値をとったものになります。

基本的には上記の各数値の間くらいが実燃費と思っていただくのが妥当ですね。

この結果から分かるのは、ガソリン車とハイブリッド車であまりにも燃費差が無いということです。

言い換えれば、ガソリン車とハイブリッド車の車両価格をペイするには、比較的走行距離がないと難しくなるということですね。

なお、各グレードのパワートレインの価格差は、約35万円ほど。

静粛性や車内コンセントなどの電力を消費するんや！！という方にはおすすめですが、できるだけコスパが良いモノを！と求める方にはおすすめできないのがハイブリッド車。

しかし、燃費向上テクさえ把握してれば、上記の差も割と埋まるのでご心配なく。

続いてはエクストレイル以外の車でも共通する燃費向上テクを5つ見ていきましょう！

燃費向上テクを5つ紹介！

1.モード＆アクセルブレーキを活用

これはエクストレイルの4WD車のみに言えることですが、燃費重視するなら2WDで走行しましょう

理由は説明しなくてもお分かりかと思いますが、念のためにお伝えしますと…。

2つのタイヤに駆動力を供給するのに200mlの燃料で5の力で走行できるのに対し、4WDだと10の力で走行できる反面、400mlの燃料を消費します。

簡単に言えば、燃料を使えば使うだけ走行性が上がるが、燃料を多く消費するよ～ということですね。

エクストレイルの4WDはフルタイム式ではなく、スタンバイ式＝駆動切り替えができるので、極力燃費向上のためには2WD走行するのが妥当です。

あとはブレーキを踏み込み過ぎないように、スピードをコントロールしましょう。

2.気温の低い時に給油

これはどんな車でも共通すること。

気温の低い時に給油する方が、気温が高い時と比べて燃料が収縮するので、濃度が違います。

つまり、同じ量を給油しても給油時の温度よりも気温が上がれば燃料は膨張し、より燃料消費が抑えられるということですね。

朝が厳しければ、日没1時間後くらいでも効果あるので是非！

3.定期的なメンテナンス

定期的なメンテナンスは…

• オイルチェック
• タイヤやホイールの歪みチェック
• マフラーの通気性の確認
• タイヤの空気圧チェック

などなどが挙げられるでしょう。

どれも専門的な話になってくるので省きますが、手間のかかることは車屋などで丸投げしちゃいましょう！

4.タイヤ＆ホイール交換

上記のメンテナンスとは違う話で、タイヤ＆ホイール交換によって燃費向上にも繋がります。

例えばすり減ったタイヤでず～っと走行していれば、摩擦力ではなくスリップ性が増してしまうので、駆動が空回りしたり無駄に走行距離を稼いでしまったりします。

なので、走行環境も考えてタイヤの寿命を考慮し、定期的買い替える必要もありますね。

あとはホイール。

デザイン性を重視するあまり重量が増してしまえば燃費が悪化しやすいです。

理由は、重量が増す⇒下への力が働く分だけ前進するための燃料を多く消費するためです。

それだけでなく、放熱性に欠けるとガタが早めにきたり、車体の温度が下がりずらくなってしまいます。

なので、比較的軽いアルミホイールだったりシンプルな造りのホイールの方が燃費向上に繋がります。

5.エアロ

エアロもホイールと同様で、見た目をこだわるあまり重量が増してしまうものもあります。

しかし！！

エアロというのは空気抵抗を改善し、燃費向上に繋がるためのものなんですよねぇ。

まあ、モノにもよるので一概には言えませんが、要は”燃費向上が期待できるエアロ”を付けるのが妥当です。

下手に走行時に大気を真っ向から受けてしまうようなエアロ（今はほぼ無い）を付けない限りは問題ないので、積極的にエアロを付けるのもアリですね！

ただ、数ではなく質なのでご注意を！

燃費に対する口コミの評価は？

20Xi

それなりに良かった記憶があります。
レンタカー返却時には確か12km/L以上はあったかなと。

20Xi 4WD

実燃費は、ガソリン車で12.5km/L前後、ハイブリッド車で13.5km/L前後なので、燃費性能にあまり差はありません。
なので、価格差を維持費で縮めるのは難しいかと思います。

20X (7人乗り)

SUVのこのサイズにしてはいい方ではと思います。
ただし良いわけではありません。
私はそんなに車に乗らないので、距離も走りません。
ハイブリッドとの比較試算を行うと、ハイブリッド分のコストをペイ出来ない感じです。

3つだけですが、エクストレイルの燃費に対する口コミをご紹介します。

燃費が良い！悪い…の基準は、人それぞれ違うの口コミを見ていて分かるのですが、一つ言えるのは”ガソリン車とハイブリッド車との燃費差が小さい！”ということ。

これは先ほどもお伝えしたことで、口コミにも同じことを投稿されている方が何人か見られました。

もちろんハイブリッド車にはエコカー減税が掛かりますし、ガソリン車より比較的燃費が良いのですが、車両価格約35万円～を考えると、コスパが高い！とは言えないよねぇ、という感じです。

まあ、総括しているのはエクストレイルは燃費推しの車ではないですし、SUVなので割り切ってガソリン車を選択する方がいいんじゃね？ということですねぇ。

エクストレイルの燃費のまとめ

エクストレイルの燃費のまとめとして…

• カタログ燃費は約16～20km/L
• ガソリン車の方がコスパ高し!!
• 燃費向上テクさえあれば問題なし
• 口コミを見ても微妙なライン

今回はエクストレイルの燃費を深堀りしてお伝えしました。

SUVの中でも、割と走破性の高いモデルであり、クロカン車よりのクロスオーバー車ではあると思います。

もちろんトルクがやや高くて街乗りメインの方が向いていると思いますが、燃費に関して言うならガソリン車の方がコスパが高い印象なのは実燃費のデータ・口コミを見ても分かることですねぇ。