新型エスティマの燃費まとめ！実際の燃費は？ライバル車と比較

この記事では新型エスティマの燃費についてご紹介します。

現在でも月間1000台程が売れているエスティマで、ミニバンの中ではニッチな方です。

ライバル車であるオデッセイの存在により、同じボディタイプとしては販売台数200～300台ほどの差で負けていますが、燃費はいかがなものでしょうか？

カタログ燃費と実燃費を見ていきましょう。

新型エスティマのカタログ燃費は？｜パワーがあるから妥当

ハイブリッド車	18.0km/L
ガソリン車	11.4km/L

エスティマはハイブリッド車（E-Four）とガソリン車（2WD・4WD）の2タイプがラインナップされています。

カタログ燃費としては上記の通りで、3兄弟であるノア・ヴォクシー・エスクァイアより、4～6km/Lほどの差があります。

3兄弟の排気量が2.0Lに対してエスティマは2.4Lと、パワーが強いのが特徴的です。

サイズや重量もエスティマの方が大きいため、3兄弟と比較するとパワーが強い分、燃費が劣るのは必然的と言えます。

なお、ミッションはCVTになり、これでも旧型エスティマの燃費よりも向上した方です。

それでは実際の燃費をご覧ください。

新型エスティマの実燃費は？｜総評するとGOOD!!

市街地	11.0km/L～11.8km/L
郊外	13.0km/L～13.9km/L
高速	15.4km/L～17.7km/L

市街地	7.3km/L～7.8km/L
郊外	9.2km/L～10.9km/L
高速	12.3km/L～14.3km/L

実際の燃費をエスティマのオーナー方や他の車メディアの情報をもとに、おおよその数値をまとめました。

こう見るとハイブリッド車の燃費は著しく悪いと思えます。

とくに市街地なんかでは、10km/L近い数値に。

例えモーターの力を使ってスタートするとしても、季節の影響による寒さor暑さによってモーターの力が衰退。

ハイブリッド車の平均した数値がこのように悪いのは、日本特有の四季が要因の一つと言えます。

また、ガソリン車の燃費は良い！とは言えませんが、悪すぎることはないように感じます。

というのも、高速の場合は13km/Lほどで、市街地でも良くて8km/Lになります。

車両総重量が約2.2トンほどありますし、積載力もたかく燃料タンク約70Lを積めることを考えれば、平均した数値にしては妥当だと思います。

筆者がエスティマの燃費に評価を付けるとするなら、10点中7点です。

コンパクトで低燃費なシエンタ、ミドルサイズでかなり売れている3兄弟、超高級で大型ミニバンのアル・ヴェルが揃っている中で、10年以上も販売され続けているのですから、たとえ燃費が悪かろうが総評すると素晴らしい燃費と言えるのです。

オデッセイの燃費は？｜ライバル車と比較

オデッセイのカタログ燃費

ハイブリッド車	26.0km/L
ガソリン車	13.6km/L～14.0km/L

ホンダのオデッセイがエスティマのライバル車に近い存在です。

販売台数的には200台～300台ほど、オデッセイが勝っています。

それが頷ける理由の一つがエスティマよりも低燃費だということ。

同じ測定方法（JC08モード）でも、オデッセイの方が1.2～1.5倍ほど燃費が良いのです。

ただ、メーカーによって燃費測定も異なる可能性は0ではありません。

疑うようではありませんが、オデッセイの燃費は本当に良いのでしょうか？

オデッセイの実燃費

市街地	16.4km/L～17.8km/L
郊外	15.6km/L～17.0km/L
高速	16.7km/L～20.6km/L

市街地	8.2km/L～8.6km/L
郊外	9.4km/L～10.9km/L
高速	12.4km/L～14.3km/L

オデッセイの燃費は良いですね！＾＾；

ガソリン車の燃費を比較すると1～2km/Lほどの差ですが、ハイブリッド車の燃費を比較すると3～5km/Lほどの差があリます。

こちらもオーナー方々のレビューや他サイトの情報をまとめた数値ですが、オデッセイの方が良いんですよねぇ。

さらに、グレードによってはオデッセイの方が力強いですね。

そして水冷直列4気筒横置なので、エンジンルーム付近の熱も効率よく解消。

簡単に言うと、オデッセイの方が性能が上、ということになりますね。

ただし、エスティマのハイブリッド車はE-Four＝電気式4輪駆動なので、4輪駆動がラインナップされていないオデッセイと比較するのはおかしな話。

ハイブリッド車では比較できませんが、ガソリン車で比較した場合、そこまでの差が無い！ということは、団栗の背比べ程度でしかないということになります。

新型エスティマの燃費向上方法

1. 2～3万kmごとにメンテナンス
2. 燃料を入れすぎない
3. アクセルブレーキを多用

エスティマで燃費向上を図る場合、上記の3つをおすすめします。

多くの車に該当しますが、定期的なオイルチェック・空気圧チェックやその他の点検は必要で、燃費向上につながります。

そして、エスティマの燃料タンク約70Lに燃料満タンで入れないこともポイント！

手間が増えることになりますが、燃料を入れた分も車は重くなり燃費も若干悪くなるので、だいたい40Lくらいがエスティマに補給する燃料の目処でしょう。

また、ブレーキを掛ける前にアクセルから足を話してアクセルブレーキを多用しましょう。

車の慣性の法則により燃料を多く消費せずに動く力を利用。

信号にに掛かりそうになった場合などや渋滞時に使えます。

この他のにも燃費向上方法はありますが、積載力が高いのが売りのエスティマですし、走りも魅力ですから、あまり気にしなくても良いかと思います。

燃費に対する口コミの評判は？

アエラス Premium Edition

リッター街乗り8キロ、高速で14キロくらいかな？
このサイズのミニバンでフルモデルチェンジする事なく10年以上経ってるモデルにしては良い方かと。

2.4 アエラス (7人乗り)

最近悪いと思う。
街乗り8.5km/L程度。
みなさんこんなもん？

アエラス (AT) (8人乗り)

cvtなので当初は期待しましたが、街乗りの場合、良くないです。
7～9ぐらいです。

エスティマの燃費に対する口コミは上記のような感じ。

3つピックアップしましたが、他の評価も似たようなもので、ガソリン車オーナーが多いです。

燃費は良いの？悪いの？と分からない人や燃費が悪い…と思っている方が多いですが、相対的（パワー・積載力・重量など）に考えると、妥当な数値です。

なので悪いとも言えませんし、良い！とも言えないのがエスティマの燃費ですねぇ。

新型エスティマの燃費のまとめ

新型エスティマの燃費のまとめとして…

• エスティマの燃費は妥当
• ライバル車より悪いが問題ない
• 口コミの評価は悪め

タマゴボディでロングなミドルサイズミニバンなので、燃費が10km/Lを前後しても問題ないでしょう。

ただし、メンテナンスや燃料を入れすぎないことが燃費を悪化させないための工夫なので、意識したいところですね。