新型クラウンの燃費をグレード別に紹介！実燃費が過去モデルより悪化？

この記事では新型クラウンの燃費についてご紹介します。

2018年に過去モデルが一括されて登場した新型クラウン。

ニュルをも走りぬく走行力！と宣伝していますが、燃費事情はどれほどでしょうか？

各グレード別に新型クラウンのカタログ燃費と、実際の燃費を口コミや過去モデルと比較して見ていきましょう。

新型クラウンのカタログ燃費×実燃費｜グレード別

新型クラウンの発売後に「WLTCモード」という新たな燃費基準が生まれました。

より正確で環境別に燃費が分かるので、より自分の走行頻度に合わせて検討出来ます。

ということで、新型クラウンのカタログ燃費と実燃費をグレード別に見ていきましょう。

3.5L ハイブリッド（2WD）

3.5 RS Advance	16.0km/L
3.5 G-Executive
3.5 S

【走行環境別】
市街地モード	12.7km/L
郊外モード	16.4km/L
高速道路モード	17.7km/L

 

3.5 RS Advance	18.0km/L
3.5 S
3.5 G-Executive	17.8km/L

 

【走行環境別】
市街地	12.2km/L
郊外	15.8km/L
高速道路	18.4km/L

3.5Lエンジンながら燃費はまずまず。

もう少し低燃費だと嬉しいですが、基本的に走行力を推しているので、パワーを考慮すると悪いとは言えません。

筆者的には3.5Lにハイブリッドは必要ないのでは？といつも思います。

と言いますか、走りを求めているのであれば3.0Lターボエンジンも追加して欲しいかな？という感じです。

2.5L ハイブリッド（2WD）

2.5 RS Advance	20.0km/L
2.5 RS
2.5 G
2.5 S“C package”
2.5 S

【走行環境別】
市街地モード	17.2km/L
郊外モード	20.8km/L
高速道路モード	20.9km/L

 

2.5 RS Advance	23.4km/L
2.5 RS
2.5 G	24.0km/L
2.5 S“C package”
2.5 S

 

【走行環境別】
市街地	17.2km/L
郊外	20.8km/L
高速道路	22.0km/L

新型クラウンの中で最も売れているのが2.5Lハイブリッド（2WD）です。

燃費も20km/L程ありますし、走りではなく一般的に車を利用するなら十分なグレードですね。

高速で21km/L弱とWLTCモードで記載されていますが、丁度いいスピードで夜中の高速だと25km/L近くになることもしばしば。

「エンジンに迷ったらコレ！」と筆者は思います。

2.5L ハイブリッド（4WD）

2.5 RS Advance Four	18.2km/L
2.5 RS Four
2.5 G-Executive Four
2.5 G Four
2.5 S Four“C package”
2.5 S Four

【走行環境別】
市街地モード	14.9km/L
郊外モード	19.2km/L
高速道路モード	19.4km/L

 

2.5 RS Advance Four	21.0km/L
2.5 RS Four
2.5 G Four
2.5 S Four“C package”
2.5 S Four
2.5 G-Executive Four	20.8km/L

 

【走行環境別】
市街地	15.2km/L
郊外	18.8km/L
高速道路	20.4km/L

新型クラウンのパワーで4輪駆動が必要なのは「坂道の多い住宅街」や「ベタ踏み坂」級の坂を何度も移動する方と言えるでしょう。

と言ってもセダンなので、悪路を走ることに向ていませんね。

4輪駆動ですが2輪駆動と燃費差が2km/L程なので、こだわりたい方にはおすすめのグレードです。

2.0L ターボ車（2WD）

2.0 RS Advance	12.4km/L
2.0 RS
2.0 RS-B
2.0 G
2.0 S“C package”
2.0 S
2.0 B

【走行環境別】
市街地モード	8.7km/L
郊外モード	12.6km/L
高速道路モード	15.1km/L

 

2.0 RS Advance	12.8km/L
2.0 RS
2.0 RS-B
2.0 G
2.0 S“C package”
2.0 S
2.0 B

 

【走行環境別】
市街地	8.5km/L
郊外	13.4km/L
高速道路	17.4km/L

ハイブリッド車ではないので燃費の悪さが目立ちます。

しかも5人乗りセダンでありながら、名の知れたミニバンよりも燃費が悪いですね。

それ故に新型クラウンの2.0ターボ車の販売台数はめちゃくちゃ低いです。

ドライバーの腕次第で燃費を底上げできますが、家庭用には向いていないレベル。

それこそニュルやサーキット等で走る車専用にするのがいいのではないでしょうか？

クラウンの過去モデルの燃費は？

過去モデルというと”14代目を含め、それ以前のモデル”です。

車種名で言うと「クラウンアスリート」「クラウンロイヤル」「クラウンマジェスタ」になりますが、最新の1代前である14代目クラウンたちの燃費はいかがでしょうか？

ガソリン車	11.4km/L
ハイブリッド車	17.2km/L

 

ガソリン車	13.5km/L
ハイブリッド車	18.2km/L

 

ガソリン車	13.3km/L
ハイブリッド車	18.6km/L

かなりザックリとした実燃費になりますが、先代クラウンは基本これほどの燃費を上下しています。

新型クラウンの燃費と比較すると、新型クラウンの方がやや燃費がいいですね。

差としては2km/L～4km/Lほど。

中には先代クラウンターボ車で7km/Lほどの燃費になるものも。

新型クラウンはパワーが上がった分燃費の悪化が考えられますが、正直そこまで変わりません。

新型クラウンの燃費に対する口コミは？

燃費は通勤で10.5（エコモード）、高速で16.5（ノーマルモード）でした。
もう少し伸びると思っていたけど残念。
通常で12、高速でカタログ値の18は欲しかった。

満タン法（実測）：8.5km / L（ハイオク）
※算出条件：一般道 55km（一部ワインディング）・高速道 200km（渋滞あり）
エアコンは常時使用で、エンジン性能確認の為、リミッター作動までを２回テスト

試乗会での燃費では、2.0が6.5km/L、3.5HVが10.2km/L、2.5HVが12.8km/Lであった。
普通の乗り方に比べて、よりアクセルが踏まれていることを考えれば、かなり良い。
実際はこの1.3倍くらいの燃費は出そうな感じだ。

引用：みんカラ

新型クラウンの燃費のまとめ

新型クラウンの燃費のまとめとして…

• 2.5Lハイブリッドがポピュラー
• 正直、燃費を気にする車ではない
• 先代クラウンより多少燃費が改善

走行性能が増した分、フルモデルチェンジで低燃費にはなりませんでしたが、走行性能等を考えると素晴らしい燃費でしょう。

実燃費もドライバーの腕次第だけでなく「Tコネクト」やその他の機能で様々な燃費向上アドバイスをもらえる。

そう考えればかなり良質な車ですね。