新型ハイラックスの燃費の評価・評判は？実燃費をライバル車と比較

この記事では新型ハイラックスの燃費についてご紹介します。

ランドクルーザーと同様に、フルタイムの四輪駆動車のみラインナップされている新型ハイラックス。

2017年9月に日本で復活×人気となりましたが、ボディサイズのでかさや本格SUVということから”燃費が悪い”のは当たり前ではないのか？

そんなハイラックスの燃費事情について評価・評判を基に、実燃費をライバル車と比較して見ていきましょう。

新型ハイラックスのカタログ燃費は？｜SUVでは良好値

まずはカタログ燃費を見ていきましょう。

なお、二つのグレード「Z」と「X」で燃費や走行性能に差はありません。

JC08モード

11.8km/L

2017年9月当時は、まだ「JC08モード」という旧式の燃費基準。

もし、最も新しい「WLTCモード」であれば、おそらく10km/Lほどになるでしょう。

本格クロカン車というだけあって10km/Lを前後するのは仕方ありませんが、驚きなのが4WDでこの燃費ということである。

さらに、ボディサイズや車体重量を考えたうえで再度燃費を見ると、トヨタの技術力には目を疑うケースがしばしば。

新型ランドクルーザープラドの車体重量と、新型ハイラックスの重量を比較してもわずか数百ほど。

ややハイラックスの方が重たいが、先にお伝えすると”ランクルプラドとハイラックスの燃費はほぼ同じ”なんです。

ただ、ランクルプラドは重量がハイラックスより軽い代わりに、エンジンは2.8L。

ハイラックスよりもパワーがあり、高い走破性を兼ねているのがランドクルーザープラドになります。

そんな新型ハイラックスですが、実際の燃費はいかがでしょうか？

また、ランドクルーザープラドを含め、ライバル車の実燃費は？

「住宅街・郊外・高速」それぞれの実燃費を見ていきましょう。

ハイラックス・ライバル車の実燃費は？｜期待に添える燃費

新型ハイラックスの実燃費

下記はみんカラや他社調べの実燃費の平均値になります。

それぞれ運転スキルや走行環境は様々ですが、この数値の間ほどが新型ハイラックスの実燃費と言えます。

市街地	6.6km/L～11.4km/L
郊外	10.3km/L～12.6km/L
高速	14.0km/L～15.1km/L

街乗りの場合、4輪駆動が必需となるのは相当荒れた道か、急な坂道。

ハイラックスが街を走ると、約8km/Lほどの燃費になりました。

あれほどのボディサイズと4輪駆動と2.4Lターボエンジンながら、ここまでの燃費は素晴らしいですね。

下記のランドクルーザープラドは高い走破性がありますが、実燃費どうでしょうか？

ランドクルーザープラドの実燃費

ランドクルーザープラドはハイラックスの兄弟車。

実燃費は…

市街地	8.7km/L～10.7km/L
郊外	12.2km/L～13.4km/L
高速	14.7km/L～15.4km/L

エンジンはランドクルーザープラドの方が強いですが、燃費の差はさほどありません。

どちらも本格SUVですが、先ほどもお伝えしたように”ランドクルーザープラドの方が走破性は高く”なります。

エクストレイルの実燃費

エクストレイルは2WD車、ハイブリッド車を除いた”4WD車の実燃費を記載。

人気が高いですが、ほぼ街乗りSUVですね。

そんな実燃費は…

市街地	10.6km/L～12.4km/L
郊外	11.4km/L～15.0km/L
高速	15.0km/L～17.8km/L

ガソリン車でもハイラックスとランドクルーザープラドより燃費は確実に良いです。

サイズも異なれば、パワーも異なるため燃費も変わってきますね。

パジェロの実燃費

懐かしのパジェロですが、2018年後半から2020年の間にフルモデルチェンジをすると噂されていますね。

マイナーチェンジ後のパジェロの実燃費ですが…

市街地	5.9km/L～8.8km/L
郊外	6.3km/L～9.3km/L
高速	7.0km/L～10.1km/L

まあ、いいとは言えませんが、三菱のSUVの中ではパワーのある車。

街乗りSUVに使うのはもったいないですね。

新型ハイラックスの燃費に対する評価・評判は？

まだ2度ほどの満タン計測法で8.9㎞/L
車体の大きさや重量を考えると妥当なところでしょうか？

多分良さそうです。
やっぱディーゼルはいいねぇ、そして本当に静か。
ここらへんもしっかりと作りこみの恩恵か？

6.6平均です。

街乗りで10kぐらいです、ランクルがハイオクで5kだったのでかなり満足しています。

メーターには8キロくらいで出ている。
まだ給油していないが、満タン納車で、150キロ走行して、1目盛り減ってる程度です。
総走行距離150キロ時点で、航続可能距離は450キロとでてます。

車体の大きさからしていいほう。

メーターにエコランプはあったが気にして買う車ではないと思います。

カタログ値はリッター11.8キロらしいが、特に考えずに街乗りでリッター10キロ。
重さ2トン、でっかいタイヤ、いい要素なんてパートタイム四駆であることくらいなのにこの燃費。
これこそ真のエコカー。
タンクは90欲しかったなあ、と思ったけれど荷台に携行缶がどれだけでも積めるので問題なし。

引用：みんカラ

全体的な評価・評判として、燃費が良いのは確か。

ただ、その分だけ走行性能には不満が多い印象でした。

日本では新型ハイラックスの機能をフル活用される方は、会社やアウトドア系ばかりに限られますが、街乗りには向いていないということが分かります。

新型ハイラックスの燃費のまとめ

新型ハイラックスの燃費のまとめとして…

• JC08モードにもかかわらず、カタログ燃費と実燃費に差が少ない
• 本格クロカン車の模範例（燃費）
• ライバル車と比較すると、パワーは劣る

評価・評判を見ていて感じたのは、燃費は車種の相場からするととても良いのですが、走行力が足りないのが欠点です。

例えば高速で4速から5速への切り替え後、アクセルを半分より少し踏んでも期待以下のパワー…。

街乗りにはむかず、ガチのSUVが新型ハイラックスということになりますね。