人気の輸入車コンパクトSUV

近年、SUVが大人気のため、各社そろってSUVを製造販売しています。
国産車だけでなく、輸入車も数多くのSUVをラインナップしています。
ただ、日本の道路事情だと、輸入車SUVは大きすぎると思っている人も多いはずです。
この記事では、全幅1800mm未満のSUVをコンパクトSUVと定義し、日本の道路事情にも合うコンパクトな輸入車SUVをご紹介します。
フォルクスワーゲン・T-Cross

BセグコンパクトSUVのT-Crossは、ホイールベースは新型ポロと同じ2550㎜というコンパクトサイズのSUVです。
全幅は1760mmとSUVの中ではコンパクトです。
搭載されるエンジンはこれまたポロと同じ1.0ℓ直3DOHCターボ、116馬力、トルク200Nmを発揮します。
4WD仕様はなく、FFのみのSUVとなっています。
JC08モード燃費は、19.3km/Lです。
フィアット・500X

フィアット500Xは、1.3リッター直4ターボエンジンを搭載するイタリア製SUVです。
151psの最高出力、270Nmの最大トルクを発揮します。
これに6段デュアルクラッチトランスミッション(DCT)が組み合わされる。
全幅は1795mmとコンパクトSUVの中では少し大きいです。
4WD仕様は今回は用意されず、販売される2グレードはともにFFです。
WLTCモード燃費は13.5km/L、郊外モード13.6km/L、高速道路モード15.4km/Lです。
ルノー・キャプチャー

キャプチャーは、2013年から販売する小型クロスオーバーSUVです。
日産ジュークをベースとしています。
1.2リッターのガソリン直噴ターボに、DCTのトランスミッションが組み合わされます。
最高出力118馬力、最大トルク205Nmを発揮します。
全幅は1770mmと、コンパクトSUVの中では小さいほうです。
4WD仕様はなく、FFのみとなっています。
JC08燃費は17.2km/Lです。
人気の輸入車コンパクトSUVまとめ
輸入車コンパクトSUVについてご紹介しました。
紹介した車種の中ではT-Crossが最もコンパクトですが、それほど大きな違いはありません。
国産SUVと比較すると4WDモデルが存在しないという問題がありますが、FFのほうが燃費性能など有利な点も多々あります。
悪路走破性は4WDには劣りますが、街乗り中心であれば、FFでも十分です。
クリーンディーゼルやハイブリッドモデルは存在しないため、国産SUVと比べると燃費性能が劣るように感じられますが、輸入車にしかない内外装の雰囲気など味わえるメリットもあるので、燃費だけで選ぶのはもったいないでしょう。
特にT-Crossについては排気量も1000ccと維持費が安くて済むという点も考慮して車選びをしましょう。