ルノー・ルーテシアハイブリッドモデルのE-TECH HYBRIDの燃費性能

ルノー・ルーテシアというと、フランス車ならではの美しいデザインのコンパクトカーとして大変人気があります。このたび、そのルーテシアにE-TECH HYBRIDというハイブリッドシステムを搭載したモデルが登場しました。
輸入車唯一のフルハイブリッドSUV ルノー・アルカナのカタログ燃費・実燃費 (auto-library.jp)
この記事では、E-TECH HYBRIDを搭載したルノー・ルーテシアの燃費性能についてご紹介します。
ルノー・ルーテシアE-TECH HYBRIDのカタログ燃費
ルーテシアのハイブリッドカー、ルーテシアE-TECH HYBRIDのカタログ燃費は、以下の通り、WLTCモードで25.2km/Lです。ちなみに輸入車唯一のハイブリッドカーとして先に登場したアルカナのWLTCモード燃費は22.8km/Lなので、それよりも2.4km/L燃費性能が良いことになります。これは、車両重量が大きく関係していると考えられます。パワートレインはアルカナが搭載しているものとほぼ同じ。最高出力67kW(91PS)、最大トルク144Nmを発生する1.6L直列4気筒自然吸気エンジンに、「E-モーター」と呼ぶ36kW(49PS)/205Nmの走行用メインモーターと「HSG」(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)と呼ぶ15kW(20PS)/50Nmのサブモーターを組み合わされています。

ルノー・ルーテシアE-TECH HYBRIDの実燃費
ルノー・ルーテシアE-TECH HYBRIDは、まだ発売されたばかりなので、実燃費の口コミ情報はあまり集まっていません。WLTCモードよりも悪くなることが想定されますが、20m/Lを超えてくる可能性も考えられます。

国産ハイブリッドカーとの比較
国産車のハイブリッドコンパクトカーの代表と言えば、ヤリスハイブリッドですが、こちらの燃費は35.4km/Lから36.0km/Lとさすがにルーテシアを大きく引き離しています。
ヤリスハイブリッドは実燃費でも30km/Lを超えてくるということで、燃費だけで比較したらルーテシアの入り込む余地は全くありません。

まとめ
ルノーからアルカナに続く2車種目のハイブリッドカーとして登場したルーテシアE-TECH HYBRID。カタログ燃費はWLTCモードで25.2km/Lです。
車選びにおいては燃費だけを追い求める人がいるわけでもなく、デザインやレスポンス、所有感を求める人がいるのも事実です。輸入車で少しでも燃費が良い車に乗りたいという人や、国産ハイブリッドカーとは異なる動力性能を持つハイブリッドカーに乗りたいと思う人におすすめです。