新型C-HRのカタログ燃費・実燃費の評価・評判は？ライバル車と比較

この記事では新型C-HRの燃費についてご紹介します。

欧州の流行に乗った“ダウンサイジングターボ”を搭載したC-HR。

重量は約1.5トンで、アイドリングストップが搭載されていないのでことを考えると、良好的な燃費となっています。

ハイブリッド車とガソリン車のそれぞれの実燃費と共に、ライバル車の実燃費との比較や評価・評判を見ていきましょう。

新型C-HRのカタログ燃費

まずはカタログ燃費。

JC08モードでの記載ですが、SUVと思えない驚きの燃費数値なっています。

G	30.2km/L
S“LED Package”
S

G-T	15.4km/L
S-T“LED Package”
S-T

G-T	16.4km/L
S-T“LED Package”
S-T

なんと、ハイブリッド車は30km/Lを超えています。

SUVと言ってもCCV＝クロスカントリーの方ではないのですが、素晴らしい数値です。

街乗りでもSUVが良い！という方にとってはかなり大切なのが燃費。

ちょっとした悪路では他の車種よりも有利になりますね。

ガソリン車の燃費は2WD車も4WD車もまずまずな数値。

新型C-HRに積んだ”ダウンサイジングターボエンジン”は、ヴィッツに搭載したコンパクト型エンジンを小さくしたもの。

当時からすると、燃費改善の良きエンジンの発表でした。

カタログ燃費の次は、実際に走行したときの燃費を見ていきましょう。

新型C-HRの実燃費｜ハイブリッド車・ターボ車を比較

低燃費重視の方におすすめ｜ハイブリッド車の実燃費

G　/　S“LED Package”　/　S

市街地	21.4km/L
郊外	25.6km/L
高速	24.8km/L

新型C-HRハイブリッド車の車体重量は1,440kg。

それに対して最高出力122PSとなり、加速の伸びは高速に入って間もないタイミングから始まる。

ハイブリッドというだけあって静かでスイスイと走ることができ、急激な燃費数値の変動が少ないですね。

高速では約25km/Lという数値で、場合によっては28km/Lも叩き出せる。

クロスカントリーのハイブリッド車として模範的な燃費数値ですね。

加速と燃費のバランスが一番｜ガソリン（2WD）の実燃費

G-T　/　S-T“LED Package”　/　S-T

市街地	12.0km/L
郊外	14.6km/L
高速	17.8km/L

2WDは、かなりの悪路や雪道で4WDよりはスリップする可能性が高いが、燃費とパワーのバランスが良く高速では20km/Lにも達することも珍しくありません。

ハイブリッド車と比べてグングンと伸びる加速と低燃費を求めている方はガソリン車2WDですね。

悪路でも走れるCOV（クロスオーバー車）｜ガソリン（4WD）の実燃費

G-T　/　S-T“LED Package”　/　S-T

市街地	11.7km/L
郊外	13.1km/L
高速	17.2km/L

ガソリン車4WDの燃費はまずまず。

4輪駆動なので、本来のSUVらしさがあり、クロスオーバー（悪路と一般道の間ほどの走行環境）なら余裕で走り抜けれますね。

日本の唯一残るCCV（クロスカントリー車）＝ジムニーと走行性能を比較すると劣りますが、少し荒れた道や浜辺・坂道・雪道なんかは悠々と走れ、燃費が他のエンジンよりガクンと落ちることはありません。

そういった点から、悪路や坂道を良く通る方にはガソリン車4WDがおすすめですね。

ライバル車の実燃費と比較｜4車と比較

続いてライバル車の実燃費と比較したいと思います。

今回は新型C-HRの燃費特集ということで、ライバル車のより詳しい実燃費は省いています。

ヴェゼルの燃費｜ホンダ

ハイブリッド車（JC08モード）
ハイブリッド2WD	23.2km/L
ハイブリッド4WD	27.0km/L

ガソリン車（JC08モード）
ガソリン2WD	21.2km/L
ガソリン4WD	19.6km/L

ハイブリッド車
市街地	10.0km/L～12.3km/L
郊外	14.5km/L～18.8km/L
高速	17.8km/L～21.6km/L

ガソリン車
市街地	9.0km/L～11.7km/L
郊外	12.6km/L～15.3km/L
高速	15.6km/L～19.3km/L

ヴェゼルの実燃費を調べるにあたって、燃費に対して不満のコメントがほぼありませんでした。

燃費も評価が高いですがエクステリアのデザインや後頭座席のスペースが十分に広がり、走行性能も悪すぎないことです。

4WD車も人気があり、クロスオーバー車で人気ランキング上位になります。

ジュークの燃費｜日産

1.5Lエンジン	18.0km/L
1.6Lターボエンジン	14.2km/L

1.5Lエンジン
市街地	12.5km/L～14.7km/L
郊外	14.0km/L～15.3km/L
高速	15.4km/L～19.7km/L

1.6Lターボエンジン
市街地	12.0km/L～13.7km/L
郊外	13.3km/L～15.3km/L
高速	14.6km/L～18.3km/L

日産ジュークは2WDが1.5Lエンジン、4WDが1.6Lターボエンジンを搭載しています。

1.6Lターボエンジンの加速力・操縦力は期待外れのない性能ですが、燃費はまずまず。

新型C-HRと比較するとパワーや走行性能が優れている分、燃費を含めたバランスはC-HRが上手ですね。

CX-3の燃費｜マツダ

クリーンディーゼル車（WLTCモード）
ハイブリッド2WD	20.0km/L～23.2km/L
ハイブリッド4WD	19.0km/L～21.2km/L

ガソリン車（WLTCモード）
ガソリン2WD	16.0km/L～16.2km/L
ガソリン4WD	15.2km/L

クリーンディーゼル車
市街地	14.5km/L～16.3km/L
郊外	16.5km/L～19.9km/L
高速	18.8km/L～23.6km/L

ガソリン車
市街地	11.0km/L～12.0km/L
郊外	12.7km/L～15.7km/L
高速	16.6km/L～18.5km/L

マツダのCX-3のカタログ燃費は従来のJC08モードではなく「WLTCモード」という新しい燃費基準の表記になります。

より実燃費に近い数値で、実際に走行されたときの燃費と差がほぼありません。

C-HRと比較すると、クリーンディーゼルというバランスの良いエンジンにはないパワーがCX-3の方が優勢。

どちらの車種も人気ながら欠点の上げどころが少ないが、揺れや車内の騒音を考えると新型C-HRが上手です。

エスクード｜スズキ

1.6Lエンジン	17.4 km/L
1.4Lターボエンジン	16.8 km/L

1.6Lエンジン
市街地	9.0km/L～11.1km/L
郊外	11.3km/L～12.2km/L
高速	14.6km/L～18.5km/L

1.4Lターボエンジン
市街地	8.4km/L～11.0km/L
郊外	11.2km/L～11.9km/L
高速	13.6km/L～17.7km/L

スズキのエスクードは、C-HRと比較すると走行性能では勝るが、燃費の良さではC-HRが優秀ですね。

低燃費ではありませんが、走行性能を考えると燃費は良いエスクード。

「AUTO」「SPORT」「SNOW」「LOCK」の4つのモードをセレクトできるのもポイントです。

新型C-HRには「EVドライブモードスイッチ」というトヨタのハイブリッド車によく搭載されている機能があるので、機能性としてはC-HRは上手かもしれません。

新型C-HRの燃費に対する評価・評判は？

ハイブリッド S“LEDエディション”

走り方にもよりますが満タン法で概ねリッター22キロ前後です。
走り方を工夫すればもっと燃費は良くなるかもしれません。

ハイブリッド S“LEDエディション”

街乗り中心で17km/Lくらい。
長距離はこれからモニターしていきます。

ハイブリッド G“LEDエディション”

前車はエルグランドだったんで街中で4～5㎞/Lだったのが、17～18㎞/Lになったのは嬉しい限りです。

ハイブリッド G“LEDエディション”

ずっとドライブモード、ガナドールのマフラー付きでリッター17㌔平均でしょうか。

ハイブリッド G

燃費はそんなに期待していなかったのですが、4ヶ月乗ってみた感じだと、プリウスの30型の時と比べると、対等かまだ少し良いぐらいの感じがしてます。
ホイルサイズが15インチから18インチへとサイズアップしているのにこの印象ですから、ハイブリッドシステムもどんどん進化してますね。
短距離の場合は、燃費は20～23km/L付近ですが、長距離になると26～28km/L付近まで伸びます。

ハイブリッド G

満タンから800キロ程の走行で、ドライブモードを変更せずにノーマルとエコの2モードを試してみました。
ノーマル(23.6km)、エコ(23.3km)の結果でした。
エコモード時は、加速に物足りなさを感じたときにアクセルを踏み込んでしまうのが、逆に燃費が落ちた原因かもしれません。

ハイブリッド S

普通に走って２０～２３キロ。

引用：みんカラ

新型C-HRの評価・評判を見る限りでは、実際の燃費への満足度は高い印象。

ドライブスキルによっては5km/Lほど伸びる方もいて、SUVと思えない燃費となっています。

新型C-HRの燃費のまとめ

新型C-HRの燃費のまとめとして…

• クロスオーバー車で1位を争う低燃費
• ハイブリッド車の燃費は25km/Lを悠々と超える
• ライバル車も型を並べる燃費ながら、パワー・機能も負けていない

ハイブリッドはガソリン車より約30万円高いですが、1年間に1万キロ走行すればガソリン代4万円ほどお得になります。

より自分のカーライフに合ったC-HRを検討したいところですね。