新型ハイエースワゴンの内装特集!必要最低限の機能と十分な広さ
この記事では新型ハイエースワゴンの内装についてご紹介します。
ハイエースワゴンは最大で10人分のシートが車内に搭載されており、送迎車や車中泊用として所有される方が比較的に多いです。
LLサイズミニバンと比較すると乗員定員・積載量を考慮した燃費効率は上級ですが、内装の高級感・利便性は言うまでもなく乏しいです。
ただハイエースワゴンだからこその味・用途にあった魅力があるので、そういった面を踏まえてハイエースワゴンの内装を見ていきましょう。
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新型ハイエースワゴンのシート・内装色×シート素材
まずはハイエースワゴンのシート・内装色とシート素材をご紹介します。
あらかじめお伝えしておきますと、ハイエースワゴンは「グランドキャビン」「GL」「DX」の3つのグレードから選択できます。
家族乗りに適したミニバンなどと違って内装色・シート素材の種類が少ないですが、如何なものでしょう?
「グランドキャビン」
ダークグレー |
トリコット |
「GL」
ダークグレー |
トリコット |
「DX」
ダークグレー |
ジャージ |
グレードごとのシート配列をチェック
「グランドキャビン」のシート配列
続いてはグレードごとのシート配列について。
基本的に「グランドキャビン」「DX」の2つは、前から【2・2・3・3】。
ただし、グランドキャビンの最高座席の後ろにはスペースが確保されているため、どのグレードよりも積載力が高いのです。
その分、前後に車体が長くなるため取り回しに難を要するかもしれませんが、シート1列分のスペースがあれば車中泊や送迎+荷物乗せには十分でしょう。
「GL」のシート配列
「GL」は、前から【2・2・2・4】となっています。
どちらかというと車内空間が広く感じ、2列目・3列目の左側には脱着式のテーブルが設定。
欠点としては、最高座席に4人並んで座ると窮屈に感じることですね。
ただし、最高座席は跳ね上げ式になっているので、6人乗りにする代わりに荷室を広くすることができます。
「DX」のシート配列
DXもグランドキャビンと同じシート配列ですが、最高座席の背後にスペースが大きく確保されていません。
上記のGLはシートを跳ね上げることができるのですが、DXはできません。
つまり、3つのグレードの中では自由度が最も低く、積載量はベースのまま変わりません。
ハイエースワゴンの収納力・積載性はどれくらい?
リヤトリムポケット(リヤ1列目シートサイド部)
こちらポケットは、運転席の背後の席=リヤ1列目サイドに搭載されています。
ハイエースワゴンの右側にはドアがないので、固定感のある感じがあります。
言わば観光バスなどのサイドにボトルホルダーとポケットが付いた感じですね。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
リヤトリムポケット(リヤ3列目シートサイド部)
こちらは最高座席の横についているポケットですね。
なぜかリヤ2列目=運転席から2つ後ろの席のサイドポケットの有無が、公式サイトに記載されていませんが、一応付いているのでご安心ください。
形状は上記のリヤ1列目シートサイド部のポケットと同じです。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
リヤシートバックポケット&カップホルダー&アシストグリップ
シートの背後にはカップホルダー・アシストグリップが付いています。
これもバスやロングバンっぽいところですよね。
ただ、口コミでもご紹介しますが、ライバルである日産のNV350キャラバンの方がグリップが搭載されている位置が良いとのこと。
つまり、このグリップはシートの背後ではなく、サイドもしくはシートの角に付けて欲しいところということですね。
とは言え必要十分だと思います。
センターコンソール(リヤ席用カップホルダー2個付)
画像のように、カップホルダーは運転席背後=リヤ1列目の人が使うように作られています。
ただ、このセンターコンソールボックスが厄介…。
と言うのも、ひじ置きとして使えませんし割と邪魔になることがあるのだそうです。
基本的にアームレストは付いていないので、そこがハイエースワゴンの弱点と言えますね。
リヤクォーターコンソール
これはGLにのみ装備されるテーブルで、開け閉めができるタイプのコンソールです。
後ろ側にはカップホルダー×4が付いていますし、コンソール内にもペットボトルを数本収納できるスペースがあります。
当たり前ですが、クーラーボックスの機能はないのでプラスチックの箱、と思うのが正解ですね。
「GL」 |
ラゲージ
シート配列でお伝えしましたように、「グランドキャビン」のラゲージはシート1列分の広さがあります。
その他のグレードもある程度スペースはあるので、必要十分かと思います。
「GL」だと、跳ね上げ式=スペースアップシートが標準装備されるので、自由度の高いラゲージスペースとなっています。
これが有るのと無いのではある方が良いですよね。
新型ハイエースワゴンの快適装備
リヤクーラー(冷房・個別吹出し付)
続いてはハイエースワゴンの快適装備についてご紹介します。
リヤクーラーは全グレード標準装備で、手動で風向を変えられるアナログなタイプですね。
ルームランプ
ルームランプも全グレード標準装備ですが、LEDライトではないです。
また、純正アクセサリーにLEDルームランプが設定されていないので、LEDは社外品でどうにかするしかありません。
オプティトロンメーター
ハイエースワゴンにはタコメーターも付いており、走行時の回転数まで表示。
個人的には近代チックなものが好みですね。
こちらのメーターはアナログなタイプで、さすが200系という感じがします。
マルチインフォメーションディスプレイ
マルチインフォメーションディスプレイも全グレード標準装備。
今ではほぼ付いていますね。
エコドライブインジケーターランプ
走行時に「You!それエコな走りだYo~!」と伝えてくれる機能です。
基本的にはアクセルブレーキ時や安定した走行時に見れることでしょう。
盗難防止システム
万が一盗難にあいそうな際、「ピッピッピッピッ!」とアラームが鳴ります。
それ以前に、キーのIDと車体IDが異なれば開ける事すら出来ません。
そのIDが一致するかどうか?がこの機能の役割ですね。
グレードによって標準装備される機能・装備
イージークローザー(スライドドア・バックドア)
グレードによって標準装備される機能をご紹介します。
と言っても、多くが「グランドキャビン」「GL」に装備されるか?「DX」に装備されないか?で分かれています。
つまり、「DX」は標準装備されない機能が多いということですね。
まずは、イージークローザー。
何かと言いますと、軽い力でスライドドア・バックドアを閉められる機能。
この機能がなければ、比較的に力を込めて開け閉めする必要があるので、できれば「DX」は避けたいところです。
とは言え、無くてもか弱い人でも閉めれるようなので必要不可欠とは言えません。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
インストルメントパネルアッパー部シルバーメタリック加飾
「DX」以外のグレードは、インパネがややメタリックに。
一応上級な雰囲気を感じます。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
フロントオートエアコン
「DX」以外ですが、日産のNV350キャラバンと違って、フロントオートエアコンが標準装備されます。
手動のアナログエアコンより機能性が高いですし、分かりやすいので便利ですよね。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
プライバシー付サイドガラス
「グランドキャビン」と「GL」のサイドガラスは、プライバシーカットタイプになります。
そのため、外部から車内をくっきりと見ることができません。
「グランドキャビン」 |
「GL」 |
UVカットグリーン付サイドガラス
プライバシーカットではありませんが、「DX」にはUVカットガラスが装備されます。
日焼け・シミ予防のために、紫外線をカットしたい!と思う方には必須ですね。
また、日光の熱を排熱する効果もあるので、夏にはありがたいガラスと言えます。
「DX」 |
CD・AM/FM&6スピーカー(USB/AUX端子付)
こちらは「グランドキャビン」にのみ装備されるもので、何かと言いますと、オーディオ機器ですね。
今では懐かしいCDを入れての動画・音楽視聴に加え、車内に6つのスピーカーが搭載されます。
「グランドキャビン」 |
新型ハイエースワゴンの内装に対する口コミ
GLミニバン系と違い高級感はありませんが、全体的に落ち着いた感じが良いです。
純正のドリンクホルダーは使い辛いので、社外品をセンターコンソール前に取り付けて使ってます。GLセンターコンソールが使い勝手悪い、肘も置きづらいし何を持ってあのサイズあの形をOKとしたのか意味不明
助手席、運転席から降りる際のドアの内側部分に何もガードが無い、キャラバンは樹脂のガードがあり、手をついて降りやすい、乗りやすい、オプションの設定も無い。
(NV350は標準装備)グランドキャビンザ・商用車!!とう感じのデザインです。
ワゴンと同じデザインの100系のような乗用車っぽさはありませんが、メーターはオプティトロンメーターで格好良くて視認性が抜群ですね。
ハイエースワゴンの内装に対する口コミは上記の通り。
全体的な評価は100点中50点前後くらいですね。
高級感や機能性は、同じミニバンと比較するともちろん劣りますが、シンプルなのが高評価。
ただし、ライバル車である日産NV350キャラバンの方が利便性が高い!と思う方もいますように、ハイエースワゴンは運転席からリヤ席まで不便な点が比較的に多いかもしれません。
例えばアームレストやコンソールボックス。
ひじを置くアームレストが基本的にありませんし、コンソールボックスはひじ置きとして作られていないようです。
ただ、移動手段として使う分にはシンプルで乗りやすい車であることは間違いないでしょう。
新型ハイエースワゴンの内装特集のまとめ
新型ハイエースワゴンの内装特集のまとめとして…
- シートアレンジは無いに等しい
- 荷室の広さはグレードによって異なる
- 快適装備は最低限
- ライバル車より使い勝手が乏しい
- 口コミの評価はぼちぼち
ハイエースワゴンの魅力は、ベースとなるハイエースという積載力に10人乗りにしたところ。
そして、それでもゆとりのある室内空間が魅力な訳ですが、機能性や質感は最近の車やキャラバンと比べると負けるところがありますね。
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