新型ミラトコットの燃費特集!実燃費をミライース・ライバル車と比較
この記事では新型ミラトコットの燃費についてご紹介します。
2代目ミライースと同じプラットフォーム「GA-Aプラットフォーム」が新型ミラトコットには用いられています。
すでにミライースは販売終了していますが、新型ミラトコットで燃費は向上したのでしょうか?
新型ミラトコットのカタログ燃費と共に、実燃費を元モデル「ミライース」・ライバル車と比較していきたいと思います。
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新型ミラトコットのカタログ燃費は?|カタログ燃費は良し
JC08モード(2WD) | 29.8km/L |
JC08モード(4WD) | 27.0km/L |
新型ミラトコットはグレードによって燃費が異なることはありません。
エンジンは「直3 658ccガソリン」。
そして2WD車(二輪駆動車)が4WD(四輪駆動車)より多少燃費が良いほどです。
因みに上記カタログ燃費はJC08モードでの記載になるため、実燃費はこの7割くらい。
30km/Lには届きませんでしたが実際の燃費はいかがでしょうか?
新型ミラトコットの実燃費は?|ミライースより…
実燃費(2WD) | 18.4km/L~23.2km/L |
実燃費(4WD) | 17.7km/L~20.6km/L |
新型ミラトコットが発売されて間もありませんが、「e燃費」という口コミサイトから少数のオーナーさんが実際の燃費を投稿されていました。
それらの平均値になりますが、だいたい20km/L前後ですね。
おそらく市街地で17km/Lほど。
高速で22km/L程でしょう。
ダイハツと言えば軽自動車ですが、そのラインナップの中でも真ん中くらいの燃費数値です。
ただミライースの方が燃費性能は上なんです。
続いて元モデルである「ミライース」のカタログ燃費と実燃費を見ていきましょう。
元モデル「ミライース」の燃費
JC08モード(2WD) | 34.2km/L~35.2km/L |
JC08モード(4WD) | 32.2km/L |
実燃費(2WD) | 21.4km/L~28.7km/L |
実燃費(4WD) | 19.7km/L~27.0km/L |
エンジンはミラトコットと同じ「直3 658ccガソリン」級。
新型ミラトコットもミライースも”ツインカムDVVT3気筒 12バルブエンジン”。
しかしながら爆発力である最大トルクや、走行維持力である最大出力の数値は”ミラトコット”の方が上。
つまり、ミラトコットはミライースよりもパワーのある走行ができますが、燃費を比較すると多少ミライースの方が上になります。
燃費差が目立ちますが、ミライースは正直パワー不足だという評判もあったので、派生したミラトコットに走行力が足されたことは、筆者としてはGOOD評価です。
ライバル車の実燃費は?|新型ミラトコットと比較
ピクシスエポックの燃費|トヨタ
JC08モード(2WD) | 34.2km/L~35.2km/L |
JC08モード(4WD) | 32.2km/L |
実燃費(2WD) | 21.4km/L~28.7km/L |
実燃費(4WD) | 19.7km/L~27.0km/L |
新型ミラトコットとピクシスエポックの燃費を比較!!と言っても、「あれ?ピクシスエポックってミライースと同じ燃費?」と気づかれたかと思います。
ピクシスエポックはダイハツがトヨタにOEM供給をしていた車。
簡単に言うと、ダイハツが製造してトヨタが商品企画などを請け負う形ですね。
なので、ボディサイズ・走行性能など、至る所まで同じなんです。
一つ違うのは”トヨタのロゴ”か、”ダイハツのロゴ”かどちらが良いか?ですね。
ラパンの燃費|スズキ
JC08モード(2WD) | 35.6km/L |
JC08モード(4WD) | 33.2km/L |
実燃費(2WD) | 20.0km/L~29.7km/L |
実燃費(4WD) | 18.0km/L~27.0km/L |
ラパンのグレードには「X」「S」「L」「G」の4つがラインナップされており、「G」以外はインパネCVTのミッションになっています。
CVTというのは無段変速機(むだんへんそくき)といって、簡単に言うと”燃費が良くてスムーズな走行が可能な車”ですね。
燃費が良い分、馬力×トルクはいまいち…。
「G」はラパンのグレードの中でパワーがある分、燃費が20km/Lを下回ることも…。
ラパンの走行性と燃費は極端ですが、新型ミラトコットはバランスがいい車だということが分かるかと思います。
デイズの燃費|日産
JC08モード(2WD) | 23.0km/L~25.8km/L |
JC08モード(4WD) | 21.8km/L~22.0km/L |
実燃費(2WD) | 13.2km/L~20.7km/L |
実燃費(4WD) | 11.0km/L~19.1km/L |
デイズのグレードによってアイドリングストップが搭載してある車もあれば、ない車もあります。
もちろんデイズのオーナーさん次第で実燃費は変わるのですが、平均値は上記の通り。
なお、それぞれの最大トルクと最大出力は下記の通り。
最大出力 | 38kW(52PS)/6,800rpm |
最大トルク | 60N・m(6.1kgf・m)/5,200rpm |
最大出力 | 36kW(49PS)/6500rpm |
最大トルク | 56N・m(5.7kgf・m)/5500rpm |
見て分かるようにほぼ同じ走行性能。
しかし、新型ミラトコットの方が燃費が多少良いですね。
もちろん荷室の広さや重量もありますが、燃費で言うと新型ミラトコットが優秀な数値となりました。
燃費に対する口コミの評判は?
G“SA III”パワーがない故にアクセルを踏み込みがちな運転に加え、渋滞にあってもリッター辺り20キロを下回らなかったのは立派。
しかし、パワーがありません。
(あくまで燃費計の表示です)G“SA III”燃費計では、20km前後行きます。
しかし、妻のフルスロットルフルブレーキの乗り方では、きっと15km前後いけば御の字でしょう。
遅いのはいかんともしがたいですね。
少し加速してもエンジンとCVTがうなりを上げます。
(私が12kmくらいいけるベリーサで、彼女が乗ると8kmくらいになります。)G“SA III”メーターの表示を見る限り20キロを切ってます。
前車よりは遥かに良いので満足ですが、カタログ値との違いが気になると言えば気になります。
燃費を良くするために加速を抑えるくらいなら、いまの状態でOKです。
アイドリングストップからの再始動の衝撃が大きいので、アイドリングストップをOFFにしたくなります。
そうするともっと燃費が悪くなるでしょうね。
私としては、燃費は重視していませんが、走りのために燃費を犠牲にしているだろうことを考えると、燃費に高い評価をつけることは開発陣も望んでいないであろう、ということで、☆3つ。
いくらライバル車より燃費が良かったり、パワーで多少良くても、新型ミラトコットには満足できるほどのパワーはありません。
CVTを分かってて購入しているならまだしも、知らずに購入して、後から走行力に不満・後悔しても遅いですね。
と言っても必要最低限の内装・機能とモダンでオシャレな外装に惹かれる方が良ければそれでいいと思いました。
新型ミラトコットの燃費特集のまとめ
新型ブーンの燃費特集のまとめとして…
- ミライースより多少パワーアップ
- 燃費は悪い=気にしないで良い
- ライバル車の方が良いかも?
- 外装はオシャレ!
記事中盤でライバル車とも比較しましたが、新型ミラトコットは走行性能に対する燃費数値が悪いです。
このミラトコットの推しは外装しかない…と言えば失礼かもしれませんが、運転でストレスを感じるor街乗り専用車ほどのパワーでしかなく、燃費もまずまず。
そういった点から「外装が良ければ良し」という方にはいい車なのではないでしょうか?
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